3部分:第一幕その三
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ザは語るのである。夢見るような顔で恍惚となり。
「黄金のホルンを腰に下げ白銀の剣を両手に抱き。空の彼方から清らかな方が降りて来て私の前で端整に片膝を折られたのです。その方こそ」
「その方こそ?」
「私の為に今戦ってくれる方です」
「何という御言葉か」
皆それを聞いてまずは瞑目する顔になった。
「その様な方がおられるなら」
「どうか罪ある者を名刹されるように」
「伯爵よ」
王はエルザの話を聞き終えたところでテルラムントに顔を向けて声をかけた。
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