暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅き死神〜
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Cross story The end of world...
終わりの世界、異端者は邂逅せり
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渡して場所を確認する。どこか見たことのあるような建物な気がするが、倒壊しかけていたり、倒壊しているものばかりでわからない。だが、コンクリートの壁の横に壊れてはいるが掲示板のようなものが目に入った。

「あれ見ればわかるだろ」

そしてそちらに向かい、その壊れた掲示板を見る。

「……なんだよ……これ…」

掲示板はかなり古いのかかなり削れて見れない部分があるが確実に場所を示した場所は奇跡的に残っていた。



だが、おかしい。あまりにもおかしすぎぎる。

「なんで…東京って書かれてるんだよ……」

そこに書かれていたのは東京〇〇区地図。

「東京は確かにここはあるが、こんな場所じゃないぞ……少なくとも、こんな壊れた建物が密集したところ、東京で見たことなんてないぞ」

あまりの出来事に少々頭が混乱気味になる。だが、すぐに頭が冷静な判断をして深呼吸をする。

「すー…はー…すー…はー……少しは落ち着いてきたけど、おかしいだろ。第一に東京のここの地区には来たことあるし、たぶん記憶してる限りこんな場所は無かった」





不意に自分に向けられる殺気を感じた。しかも、その殺気はどんどんと大きくなっている。
この勢いからして、どんどんこっちに近づいてくる感じだ。正体を知るよりも尋常じゃないほどの殺気からして逃げたほうが懸命だろうと考え、走りだした。

しかし、あちらのほうが速いようで走り始めて数秒後に百メートルほど離れた角の道から勢いよく姿を現した。




その姿は獣のようだが違う。
トラの頭にライオンの頭、それに狼の頭。それに尻尾に蛇まで備え付けられている。この化け物はよくいろいろな本にもでてくる事のある合成獣(キメラ)だ。

キメラは相当な速さで自分に接近してくる。
しかし、あれほどの速さのせいで曲がるのに苦労してるのは先ほどのカーブの時にわかった。
それに、こちらは地形を把握している。これなら逃げようと思えば何とかなるかもしれない。すぐに脇にあるビルの間の小道に入って、そのまま進んでいく。
それを見たキメラの、曲がってそこに入ろうとするが道の場所から少し離れた場所で止まりうまく入れなかったようだ。

「このままなら逃げられるな」

そして道を抜けたところで待ち受けていたのは先ほどとは違う、今度はさきほどの合成獣(キメラ)より二倍ほどの大きさのどんな例えをすればいいかよく分からない化け物がいた。

自分を見ると襲ってこようとする。それを何とか免れるために再びあの小道に戻る。巨体な化け物にとって入れないから問題に無いと思っていたのがその判断が甘かった。

巨大な化け物はそんなのお構いなしにビルの間の小道を破壊して突き進んでくる。

「クソ、ありえねーだろ!倒
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