暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅き死神〜
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Cross story The end of world...
終わりのプロローグ
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ユキとともに帰っていた。

「ねえ、ゲツガ君。今日はエギルさんのところでバイトは無いの?」
「ん?今日は休み。高校生だから労働基準法に合った時間しかさせてくれないんだよ。エギルのやつ」
「えー、違反するくらい働いちゃ駄目だよ。ゲツガ君はまだ高校生なんだから。それにそこまでお金にも困ってないでしょ」
「そうなんだけどさー、何か仕事していたほうがいい気がするんだよなー」
「ちょっと、ゲツガ君!今の歳ですでにワーカーホリック発症するなんて危ないよ!高校生なんだから少しはそういうことは置いといて高校生活を満喫しようよ!」

ユキが今の状態の自分を見て少し慌てたように言った。確かに、高校生でワーカーホリックはおかしいだろう。

「そうか?そこまでは依存とかしてない気がするんだけど?」
「してるよ!もう、今日はエギルさんも働きすぎだから休めって言われてるんでしょ?それなら今日はゆっくりするのが一番!ということで、今からゲツガ君の家に行こ」
「おい。まあ、いいけどさ」

ユキに今日のそう決められたので頬を緩ませながら家へと向かう。家は普通のマンションの三階だ。そのマンションはエギルの店にも近いからとても役に立っている。

「相変わらずにゲツガ君って階段しか使わないんだね」
「ん?ああ、エレベータなんて体調が悪いときか家具とかの重い荷物を運ぶくらいしか使ったことないしな。それに三階まで上がるくらいならこっちのほうがいいんだよ。エレベータ待つよりも速いし、それにちょっとした運動になる」
「まあ、私もたまにはこういうのもいいかな」

そして二階まで上がり、そのまま三階まで行こうとしたとき、奇妙な光景が二人の目に入った。

「何だあれ?鏡か?外から見たときはあんな大きな鏡無かった気がするけど」
「私は詳しく見てないからわからないけど、こんな大きな鏡がこんな狭いところにおいてるなんて不思議だよね。普通だったら大きなマンションのロビーとかにこんなの置いてない?」
「そうだけど、俺の住んでるマンションはロビーはそこまででかくないからありえないし、私物だとしても自分の部屋の横に置くはずだしな」

不思議な鏡を二階から眺めているとユキが先に上がって行った。その時に感覚が危険信号のようなものを発する。あのままでは危ない、そんな気がする。

「ユキ、待て!」
「え?」

しかし、マンションの階段というのは本当に踊り場までの距離が短くすでにユキは辿り着いてしまった。


その瞬間に、鏡の表面が波打つように揺れはじめた。

「クソッ!」

危険を感じたため三歩で階段を登りきると、すぐにユキのと頃まで辿り着くとユキを三階に上がるほうの階段のほうに押した。

「きゃあ!」

ユキは何とか押すことで鏡から離せたがこんな狭
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