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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
女神と炎覇龍 父の役目
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っている。無駄に明るく着飾ったビル、フランスは今18時37分、夜だ。夜だから電気を使うのは当たり前だが無駄な電気を使っている。無駄遣いも良い所だ。優奈が懐からあるボタンを取り出してそのボタンを押すと、ビルの電気が一斉に電気が消えた。それと同時に二人はファルザーから飛び降りた、上空数百メートルからの自由落下だが、二人はまるで重力を無視しているかのように地面に日々を入れる事無く着地を決めた。そしてそのままビルの玄関口から堂々と入っていった。中ではいきなり停電が起きてパニックとなっていた。が、人が随分と少ない、受付の女性も含めてロビーには7人ほどしか居ない。

「人少ないな」
「第3世代のIS開発が上手く行ってなくて業績も良くないって報告書にも書いてあったしね〜。でも好都合、今のうちに社長室に行こう」
「了解」

一夏と優奈は事前に手に入れていた情報を元に階段を使って社長室がある最上階まで一気に駆け上げる。最上階に到達すると、二人はこっそりと会談から通路に繋がる扉を開けて周囲の状況を探っていた。社長の部屋があるという事もあって警備員が数十人が居る。

「警備員が27人か、それじゃ行きますかノッキング!」
「そうね、ライフルはいいかな。音も大きいし素手でいいか」

二人は音を立てずに通路に出て、気配を消して警備員の後ろから接近していく。そして一夏と優奈は警備員の間を縫うように移動しながら警備員の身体の一部に指を食い込ませていく。そして警備員全てにそれを行うと、警備員はいきなりバタバタと倒れ始めていき、地面に倒れこんだ。

二人が警備員に行ったのはノッキングと呼ばれる技術。細い針の棒など様々な道具を使う事で、生物の小脳にある運動を司る神経組織に刺激を与えて一時的に麻痺状態にする。ノッキングの箇所は猛獣の種類や個体で異なり、ノッキングガンを使う、素手で行う、髪で行うなど方法も人によって様々。

二人は警備員を全員黙らせると社長室の扉に身体を密着させて、軽く扉に刺激を与えると、扉は音も無く塵のように消え去っていった。扉が消えると二人は気配を消したまま音も立てないように足を進めて中へ入る。

「全くなんでいきなり停電するのよ!!」
「・・・」

社長室の中では立ったままギャアギャアと騒ぐ女と少し顔がやつれている男が椅子に座っていた。どうやら座っているのは社長のレオンハルト・デュノア、騒いでいる女は問題の夫人、ノイエル・デュノアだろう。

「全く一体どうなってるのよ!!?」
「少しは落ち着いたらどうだ・・・。常に優雅でいる事が君の心情だろう・・・」
「・・・そうだったわね、やはり貴方は私の優秀なパートナーですわね」
「(パートナーという名の奴隷だろう私は。彼女は私を金蔓と地位を保つ為の道具としか思っていない・・・。やはりエレー
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