野球大会開幕っ!!
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=明久と姫路と音無のやりとり=
明久side
日向君とユイが騒ぐ中、僕は顔面にボールが当たって怪我をしたので姫路さんに治療をしてもらっていた。
姫路「ほら、明久君。大人しくしてください」
明久「う、うん。分かったよ」
顔を姫路さんの方に向け、姫路さんは絆創膏を救急箱から取りだしそれを僕の鼻に貼り終わると、次に何かのタッパを取り出す。何だろう…?
姫路「明久君、よかったら今日作ったレモンのハチミツ漬けを食べてくれませんか?」
にっこりしながら僕にそのタッパを渡す。………姫路さん、その料理は殺人兵器だよ…。例え、死後の世界でもそれはもう食べたくないよ……
明久「あ、ありがとう。姫路さん」
とりあえず、そのタッパを受け取り、中身を見る。うん、見た目は普通だ。でも、味はとんでなもない程やばい…。どうしよう……この食べ物をどう処理しよう…
音無「ふぅ…疲れたな……。お、吉井。何だそのタッパは?」
そこに音無君が来る。いた、この食べ物を処理する人が。
明久「あ―――!!姫路さん!!あんなところにUFOが!!」
姫路「え!?どこですか!!」
姫路さんが僕の指を指した方向に向く。チャンス到来!!
明久「音無君!!君には恨みはないけど、ごめん!!」
音無「ぐふっ!!吉井、何して……もごぉぉぉ!!」
音無君の首を閉めて、無理矢理口を開かせそこに劇物(レモンのハチミツ漬け)を流し込む。
音無「かはっ……吉、井………何だこれ…(ばたっ)」
その場に倒れ込む音無君。マジでごめん……音無君。僕が助かるにはこれしかなかったんだ。
姫路「明久君、何もなかったですよ」
明久「ごめん。見間違えたよ」
姫路「あれ?何で音無君が倒れているんですか?」
明久「疲れて寝たみたい。後、レモンのハチミツ漬け美味しかったよ」
姫路「もう食べたんですか!?」
僕が食べるのがよっぽど早かったのか驚く姫路さん。実際食べたのは音無君だけど。
明久sideout
=霧島と雄二と美波と椎名のやりとり=
雄二side
霧島「……雄二。さっきの試合で大活躍だった」
雄二「んーそうだな」
翔子が俺を褒めるが、俺は適当に返事を返す。
美波「ちょっと坂本、少しは素直に喜んだら?」
霧島「……雄二、冷たい」
坂本「ふん。何度でも言いやがれ」
椎名「騒ぐな。集中力が切れる」
俺達のやりとりが騒がしかったのか椎名が竹箒を指一本で支えながら注意する。確か、あいつ打つ時も竹箒を支えていたな。
美波「ねぇ、坂本。あの椎名っていう人って何のためにあれをやっているの?」
雄二「本人が言うからには集中力を鍛えるためだそうだ」
美波「あれで集中力
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