暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
常盤台中学襲撃事件
Trick34_おかげで私は(汗で)ぐっしょりよ
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春が知っているってことは如何わしいことじゃないってこと?」

「違うわよ! 特殊なスポーツの特訓よ! 3人とも一体何と勘違いしてたのよ!?」

A・Tは昔はスポーツにも使われていたと聞いたので、嘘はついていない。

「いや、腰を速く上下運動するとか、柔らかい胸とお尻が良いとか、
 M字開脚気持ちいいとか、後ろから挿れられるとか言うからエッチなことかと・・」

「「うんうん」」

「//////////なななな何言ってんのよ! そんなこと信乃さんがするわけ無いでしょ!!
 そんな変なこと私は一度も言ってないわよ!!」

「そだっけ?」

「そうよ! まったくもう!!」

「ねえねえ! そんなことよりも信乃さんって、この前補習で一緒だった
 かっこいい人だよね!?」

「人を変態扱いして『そんなこと』扱いってひどすぎるよ。

 ・・・・もしかしてむーちん、信乃さんのこと狙っているの?
 いくら親友でもそれは譲れないわよ?」

「ひゃ、そそそそんなことととなないわよ!!! 涙子恐い!! 目が濁ってる!!」

「バレバレよ。まぁ、私は狙ってないけど、信乃さんってかっこいいと思うもん」

「あーそれ私も思う。この前の『応援してる』って言った時の笑顔、見惚れちゃった〜〜」

顔を赤くして照れ隠しをした後に、友人の表情を見て血の気が引いたむーちゃん。
笑いながらも、その意見に同意するマコちん。
うっとりとした顔でさらに同意するアケミ。

それを聞いて、思わず佐天も本音を漏らしてしまった。

「ま、まあ私も見惚れちゃったけど・・・でもそれはいつものことだし」

「やっぱり佐天は信乃さんが好きなんだね」

もちろん佐天の呟きが聞き逃されることはなかった。

「///ええ!?」

「そうなんですよ。佐天さんったら信乃さんにゾッコン(死語)って感じで!
 最近付けているブレスレット、これは信乃さんからもらったものだから
 大事にしてるんですよ〜」

「初春! 余計なことしゃべっちゃだめ!!」

「ほうほう、それはいいこと聞いちゃった」

「う〜ん、それじゃあ信乃さんは涙子に譲るかな? でも諦めた時に
 私もまた狙っちゃうからね」

「お幸せに〜〜」

「もうそんなんじゃないわよ!! 告白だってまだなのに!」

「あれ? もう付き合っているのかと思ったのに意外だね」

「顔は中の上? 上の下かな? まあかっこいいほうだから、このままだったら
 他の誰かに取られちゃうかもよ?」

「今も他の誰かに告白されてたりして」

「いや、信乃さんがかっこいいのは分かるけど、今現在告白されているのは
 言いすぎじゃないかな?」

一瞬信じてしまったのだが、
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