例えばこんな名前で生きるのって正直つらかったんだろ
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取りあえず山田先生と共同でまずはT-リンカーを解析することになった。
・・・ジェーンさんが見てる。意味もなくこっちを見てる。折角なので手伝ってもらおう。
5月30日
ジェーンさんの背中に子泣き爺ならぬ子笑いのほほんがぶら下がっている。
聞いてみるとのほほんはジェーンさんと仲がいいらしい。その言葉を聞いた瞬間ジェーンさんは顔を顰めていたが、気のせいだと言われたので気のせいだったんだろう。(←だから人を疑え byジェーン)
5月ごろからちょくちょく話をするようになり、今ではこんな感じだとか。最近箒ちゃんと訓練に付き合ったり山田先生とリンカー用のデータ採取したりで忙しかったから気づかなかったが、言われてみれば一緒にいるところを何度か見たような気がする。
・・・パッと見には分からなかったがのほほんって意外と胸大きいな。あの谷間で窒息しそうになるかもしれないと思うと恐怖で体が震える。嫌な予感は予感で終わってほしいものである。
ん?どうしたオウカ?≪抱きしめられるの・・・イヤ?≫だって?違うよオウカ、抱きしめられて窒息しそうになるのが嫌なんだ。お前に包まれるのは全然嫌じゃないよ。
5月31日
量産型T-リンカー・・・通称GM-リンカー(GMはゴエモン、マヤの略)試作壱号機が完成した。構造が複雑すぎて解析不能かと思われたがよく見ると荷物と一緒に設計図が積めてあったからそもそも解析する必要なかった。
早速実機でテストだ。お、生徒会長だ。ちょうどいい、ミリアを借りてテストしてみよう。
事情を説明するのは面倒なので整備室に引っ張って連れてゆき、テスト開始!・・・結果は良好。バッテリーに改良の余地ありだが機能は予測通りの精度だ。
そしてGM-リンカーが何かをやまぴー先生から説明してもらった生徒会長は電球マークの描かれた扇子をぱんっ!と広げて含み笑いをしている。何をする気だろうか?
6月1日
朝起きたら半ば強制的にスーツを着せられてやまやまと会長に連行された。あ、ジェーンさんも後ろから付いてきてる。最近よくついてくるなぁ。彼女が俺を見る瞳に負の感情は含まれていない様だからきっと同室の好だろう。
そして謎の記者会見。
「真田君!この新開発のIS専用機材『G-リンカー』はあの篠ノ之博士との共同開発であるということですがいったいどのような機能を持っているんでしょうか!?」
何 が 起 き た し 。取りあえずカンペで乗り切った。
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