暁 〜小説投稿サイト〜
無限の赤龍帝
燿を賭けてのトライアスロン@
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
したら、背中のファンを急激に回して、一気に前に加速すると同時に大砲にもチャージする。当然、後ろにだ。

「邪魔よ」

クラーケンなどが出てくるが、リタが迎撃して道を開けさせる。呼吸が辛いが、まだどうとでもなる。

『チャージ完了した』

その言葉と同時に砲塔から後ろに向けて砲撃を放つ。急激な加速を得て、進んでいく。

『うわ、えげつないのですよ……攻撃と加速を同時にしたのです』

『うむ。後方はえらい事になっておるの。しかも、断続的じゃ』

『ですが、エネルギーが持つのでしょうか?』

『無限龍の力を増幅して放っておるからの。微々たる物じゃな。ほれ、一度チャージが完了したから、スラスターとして使っておるわ』

『それにリタ選手の槍ですね。古今東西の魔槍、神槍があるようです』

『これは早くでないと大変な事になりそうじゃな。砲撃を適当に行っておるから、崩落の危険性もある』

『いいのですか?』

『構わんよ。それすらどうにかしてじゃ』

タコの化け物や鯨とか鮫の化け物が存在するな。

「リタちゃんゴーストアタック」

なんか、無茶苦茶適当な事を言いだしたリタは自分の小さな分身を作って、モンスターに命中させていく。それらは直ぐに進路を開けて、後ろへと向かっていく。

「通しちゃ駄目だからね」

リタの声に、モンスター達はそれぞれ答える。どうやら、憑依させて操っているようだ。後半のモンスター達が前半へと殺到していく。

『あやつ等、本気で勝ちに来ておるの』

『えげつない事ばかりなのですよ。おっと、水泳がそろそろ終わりそうですね。あ、燿さん達ももの凄い勢いで追いついていってますね』

『これは楽しくなってきおったの』

後ろを見ると、燿とディーンが居るだけで飛鳥が見えない。ディーンが腕を伸ばして、一気に加速しているようだ。そして、俺達が上昇すると同時に燿たちも外に出た。

「飛鳥はここで足止めをお願い」

「リタも頼む」

「ここからは俺の戦いだ」「ここからは私の戦い」

「はい」「わかったわ」

燿はオーフィスの物へと武装を変える。

「我、目覚めるは白夜と夜叉の理を持ちし無限の龍神なり。
 神を嗤い、魔を憂う。
 我、黒き龍の無限と成りて汝を永久の絶望へと導こう」

ドライグの禁手化からオーフィスの禁手化になって、互いに全力で駆け抜ける。

『ちょっと、お二人さん、乗り物! 乗り物を忘れていますよ!!』

「「あっ」」

仕方無いので、ちょっと戻って、溶岩の海に置かれたバイクを持つ。そう、持つだ。そして、お互いにぶっぱなして、溶岩を盛大に吹上げながら、プロミネンスを回避しつつ進む。

『だから、お二人さん、持ってるだけで乗ってませ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ