第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第55話:ブヨブヨはブルンブルンのヨダレ物だった!
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胸を揉みまくってるの!?
「ちょっとウルフ! 何時リュリュ姉さんの胸を揉んだのよ!? あの人がお父さん以外に、そんな事をさせる訳ないでしょ!」
「あるよぉ……『剣術の指南をお願いします!』って真摯な態度で近付いて、開始直後にボミオス&ピオリムで素早さに差を付けてセクハラったんだ!」
自分の彼女の前で、一緒に他の女の乳を揉み、以前のセクハラ自慢をするってのは、どういう事なんですかね?
最近気付いてきたんですけど、この一家どこかおかしいですよね!
シンSIDE END
(キングレオ)
アローSIDE
進化の秘法を使うと本当に人間になれる事が分かった!
『悪用されたら大変(面倒い)だから』という理由で、研究成果や纏めた資料を燃やそうとするリュカさんとアニキ……
それを見てオイラは慌ててお願いしたよ!
『リュカさん、アニキ! オ、オイラも人間になりたいんだ……燃やす前にオイラを人間にしてくれ!』ってダメ元でお願いした。
そうしたら『良いんじゃね』ってリュカさんがアッサリ許してくれたよ。
この国の馬鹿王子が馬鹿な使い方したから、これ以上使っちゃダメと言われると思ったのだけど……
ホイミンの手助けを得ながら、リュカさんとアニキが話し合いながらオイラを人間へと進化させる。
大変な作業や苦痛が待ってると思ってたんだけど、小一時間でオイラは狐から人間に進化出来た。
苦い薬と奇妙な魔法……それと進化時に起こる少しの激痛だけ。
終了後ホイミンが『思った程大変じゃないでしょ?』って微笑みかけてくれた。
うん。コイツは良い奴みたいだ。
元ホイミスライムだからって差別しちゃダメだぜ!
ただホイミンは良い奴だけど、アニキの彼女って……
何でアニキはあんなイカレ女に惚れてんだ!?
何処かで見た様な気がするんだが、どうにも思い出せず怖くて近付けないイカレ女と、嬉しそうにイチャつくアニキを見て、女の趣味の悪さだけがアニキの唯一の欠点だと理解する。
しかし、そのイカレ女も侮れない事が判明する。
と言うのも、オイラを人間にし終えアニキとリュカさんとイカレ女が、揃って進化の秘法について討論し始めたんだ。
『進化の秘法って名前だけど、“進化”ってより“変化”の方が正しいよね』
『そうみたいですね……資料を読む限りでは、既存の生物に変化する事は問題なく行えるらしいです』
『って事は、自然界に存在し得ない生命体になろうとする場合は、“完全なる進化の秘法”に昇華させる必要があるのね!?』
『そうみたいだよマリー。そして、それに必要なパーツが、リュカさんが持ってる“黄金の腕輪”なんだろうね』
『へー……馬鹿共から脅し取ったのに、そんな重要アイテムだったんだ!?』
『あ、そう言えばお父さん! それ
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