第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第55話:ブヨブヨはブルンブルンのヨダレ物だった!
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!?」
リュカさんの呼びかけに応じ、結構な遠くから雄叫びと共に姿を現したライアンさん。
周囲を見回してお目当ての人物を探しまくる。
「お父さん、ホイミン君が居たって本当!? 何処よ、どこドコ!?」
彼氏と手を繋ぎ、巨乳を揺らしながらマリーさんも現れた。
だが彼女も、目的の人物が見つけられず、リュカさんの周囲をキョロキョロ見回している。
「リュカ殿……何処ですかなホイミンは!?」
「そうよ、ホイミン君は何処なのよ……ナンパの成功を見せ付ける為に、私達を呼び寄せたのなら許さないわよ!」
ずっとホイミンさんの腕を掴んだまま、ライアンさんとマリーさんを面白そうに眺めているリュカさんは、日頃の行いを裏付ける様に娘さんに睨まれる。
「違うよ、この娘を……ホイミンを見つけたんだって! 一緒に旅をしてきたホイミスライムだろ……彼女?」
え!? リュカさんは解ってて彼女をナンパしたのか?
ってか、どうして彼女がホイミスライムだって言い切れるのか!?
「な、ないをゆってるのおとうしゃん!?【訳:な、何を言ってるのお父さん!?】」
「そ、そですお……そのしとはほいみすらいむじゃにゃい……【訳:そ、そうですよ……その人はホイミスライムではない……】」
以前のホイミンさんに思い入れがある二人には、目の前の現実はショックが大きいらしく、言葉が辿々しい。
「へー……進化の秘法ってこんな使い方が出来るんだ!?」
「そうみたいだね。完全版じゃなくても、モンスターや動物などを人間にまで進化させる事は可能らしい……この娘が潜んでた部屋に落ちてた本に、現状で『進化の秘法』に出来る事が書いてあったよ」
ライアンさん・マリーさん程ではないが、ホイミスライムが人間に変化した事に少なからず皆さんが動揺している……しかし、リュカさんとウルフさんだけが、この状況を気にする事無く平然と会話を続けている。
「ほ、本当にホイミンなのか……?」
「は、はい……ライアン様……(照)」
驚きで愕然と質問するライアンさんに対し、可愛く顔を上気させ答えるホイミンさん。
「う、嘘よ……だ、だって私より大きいじゃん!」
「うわぁ……や、やめて下さいマリーさん!!」
彼女のプロポーションの良さ(特に胸の大きさ)に、納得いかない感じで揉みまくるマリーさん。凄く羨ましい!
「おぉ〜本当だ……大きいなぁ」
「本当ッスね……マリーより大きい。あ、でもリュリュさん程じゃないかな?」
凄い……同姓のマリーさんはまだ解るとして、どうして異性のリュカさんとウルフさんが平然とホイミンさんの
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