暁 〜小説投稿サイト〜
東方悠久闇
第一章:堕とされた妖怪達
第一話:失いし記憶を求めて……
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の世界から幻想郷に飛んできた外来人ではないのかと言う事。
最初は言ってる事の意味が良く理解出来なかったが、要は別世界の人間と言う事らしい

俄かに信じがたい話だったが、この世界ではそう云った事が時々あるらしい

俺もそうだと確証は持てないが、記憶が無い為、肯定も否定もする事が出来ない。
とりあえず可能性の一つとして記憶に入れて置く事にした

「……私から教えられるのは此れ位かしら」と妹紅の説明が終わったようだ。其れを頭の中で
纏めると、改めて凄い世界に飛ばされたなぁ〜と思った

「ああ、色々教えてくれてありがとう。今の話で此処がどういった世界かって言うのは
大体把握できたよ」

「そう、それなら良かったわ。ただ、さっき話した外来人の話だけど……私が君の事を
全く見かけた事が無いってだけだから信憑性は薄いわよ?
私、普段からあまり他人と関わらないし、あんまり人里にいる人達の事知らないし……」

「いや、十分過ぎるくらい教えてくれたよ、妹紅は。無理言って御免な」

「……まぁ、それで君は此れからどうするの?」

「……問題はそれだな。此処が何処かも分かってない状態で、まずは何をするかって話だが……」
此処から移動するとして、最初の場所は何処に行くかだが……

「それなら、博麗神社に行ってみたら?」ポンっと軽く手を叩いて、行く場所を指定してきた

「博麗神社?その神社に何かあるのか?」

「何かって言うか…幻想郷じゃ、困った事が有ったらとりあえず博麗神社の巫女に会いに行くって
言うのが得策って言われてるのよ」

「何だ、その便利屋みたいな巫女さんは……」でも困った人が居たら、皆が神社に殺到しそうだな……

「其れにさっき言ってた外来の話も、もっと詳しく聞けると思うわよ。あの巫女、スキマ妖怪とも
仲良いみたいだし」また知らないのが出て来たな……

「スキマ……妖怪?良く分からないが、その妖怪(人)が外の世界について詳しいって
事なのか?」いったい、どんな人なんだろうな……

「私も詳しくは知らないけど、外からこの世界に来るのは基本的にその妖怪の仕業だって話よ?
だから、今回の事もそうなんじゃないって思えるのよ」じゃあ何か?俺は其れに巻き込まれて、しかも
記憶も無くなったのか?色々な意味で凹みそうだ……

「そうか……行く宛も無いわけだし、とりあえず、その博麗神社って所に行ってみるか」とりあえず
、何とか行き先は決まったな

「此処からだと人里を越えてないと行けないし、結構時間が掛かるわ。明日に為ったら私が案内
してあげる」そんなに遠い場所に在るのかな?神社って?けど妹紅にはお世話に為ってばっかりだな……

「何から何まで……本当に申し訳ない」

「別に気にしなくて
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