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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
休日 アラート
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…またはその子自身か。

 内心で考えているとはやてが言ってきた。

「聞いたとおりや、どうやらガジェットの多くは空におるらしい、せやから聖君たちは空を頼めるか?」

「了解だ」

 はやての命令に三人は頷きあうと市街上空に展開するガジェットの掃討に向かった。



 上空にはかなりの数のガジェットが展開していた。しかも部隊を組んで飛行していた。

「結構な数だなぁおい。これ一機一機潰してたららちがあかねえ」

「でも、少しでも数を減らさないと市街地に被害がでる」

「私達で足止めしないとね」

 三人は口々に言うと、三方に別れガジェットの殲滅をはじめる。

 およそ二十機ほどのガジェットを破壊したところで、聖はある違和感を覚えた。

 ……おかしい、どう見てもさっきからガジェットの数が減っていない。いくら多いといってもこれはありえない。

 そう、先ほどから倒しても倒してもガジェットが減る様子がないのだ。まるで破壊したところから増えていくような感覚が聖に走る。

「まてよ……まさか!?」

 ……こちら側に六課の主力である二人が来てるこの状況、さらにあちら側には新人達のみ、そしてヘリはがら空き。さらにこのガジェットの大群。

 頭の中で考えられることを聖はフル回転させる。

「なのは、フェイト!お前らはヘリの護衛に行け!」

「え、どうして?」

 二人に緊急の連絡を入れると、なのはから疑問の声が投げかけられると、聖は可能性の話を始めた。

「いいか、もしこのガジェットの大群が俺やお前達を陽動するためだったらどうなる?もし、敵の狙いがレリックまたはヘリに乗っている女の子だったとしたら?」

「「!!」」

 二人が驚愕の表情を浮かべる、聖の考える最悪の状況が想像できたのだろう。するとそこへはやてから通信が入った。

「三人とも、そこから離れてええで!今から私がリミッター外した状態でガジェットを一掃する!」

「なるほど、そういやはやては広域殲滅型だったか……なのは!フェイト!急いでヘリに直行しろ!!」

 聖の声に二人は頷くと、ガジェットの合間を駆け抜けヘリの方に向かっていった。それに対し聖はというと、

「はやて!少し気になることがある、遊撃手としての権限を使わせてもらうぜ?」

「うん、ええよ。でも気をつけてな?」

 頷きだけ返すと、聖はフ二人とは逆方向に飛んで行った。



 聖の飛んで行った方向には一人の女がいた。大きな眼鏡をかけた人懐っこそうな顔立ちをしてはいるものの、その瞳は怪しげな光に満ちていた。

「あらあら、随分早く感づかれちゃったみたいねぇ。まぁいいわ、ディエチちゃーん?」

 女が言うと空間モニタに女と同じ
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