暁 〜小説投稿サイト〜
俺はどうやら死んだようだ
ファルエシナ魔法学園に入学しました
新学期っていろいろあるよね
祝!ファルエシナ魔法学園入学!2
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何回経験しても入学式の暇さには慣れないもんだ。長時間パイプいすに座ってるのもきついし、何より職員のする話はつまらない。というわけで気分を紛らわすために、白い棒の先に球状の飴が付いた地球にあったキャンディーを創造で作って舐めている。ちなみにお味はバナナチョコです。甘党ですが何か?


バナナチョコ味の手作りキャンディー(めんどくさいのでチャプスと言う名にします)三本目に突入したところで、校長と思われる女性が壇上に上がった。その女性に200人余りの新入生の目が釘づけになる。すらっとしたモデルを思わせるスタイルなのはもちろん、その細身に実豊満な二つの果実。さらに見るもの全てを虜にしてしまいそうなほどの美貌。見ない方が失礼だ。


「こんにちは新入生の諸君。私はファルエシナ魔法学園の校長のエレナ・キャルラインだ。5年間この学園で魔法の基礎を学び立派な大人になることを期待している!私からは以上だ」

さっそうと降壇する校長。予想に反して、かなり短い話だったな。


「ねえねえ神崎君。そのキャンディー頂戴!」

食い意地一番、佳奈がチャプスに食付いてきた。駄々をこねられるのも面倒なので2、3個それぞれ味の違うチャプスを手渡す。チャプスを口の中に入れた時の佳奈の表情は恵比寿様を思わせるほどやさしいものだった。実はこのチャプス俺が一工夫してこの味を表現している。


「はい!それでは皆さん教室に移動しますよ!」


眼鏡をかけたパッと見30ぐらいの女教師に先導されて俺たちは教室へと移動した。








「はい、ここが貴方達1年B組の教室よ。今担任の先生を呼んでくるからね。ちなみに私は副担任のエリナ・キャルラインよ。よろしく」

軽く自己紹介をして、副担任ことエリナは教室から出ていった。完全に好調のお姉さんだな。


エリナが教室をでてすぐに一人の男子生徒が俺の机の前に立った。何の用かな?


「俺、薙原剣(なぎはらけん)ってんだ!得意属性は光、よろしくな!」

名乗り終えた薙原は右手を差し出してくる。俺も右手を差し出し、イスから立ち上がり薙原と同じ目線になり話し始める。


「俺は神崎流弥。得意属性は雷と火と空間だ。よろしくな薙原」

「お前3つも属性使えるのかよ!凄いな!あとお互い名前でよぼーぜ」

驚いた表情を浮かべていた県だがすぐに元の人懐っこい笑顔に戻った。何かコイツいい奴なんだろうな。



学園で初めてできた友達と談笑しているとガラガラと言うドアをスライドさせる音と共に一人の男性が入って…ぬお!?



「ほらー席つけー。俺が1年B組担任の鬼咲慶次だ。めんどくさいけど一人ずつ起立して自己紹介してくれや。そっちの窓際のお前から頼む。ちなみにじょこ
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