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【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな箒をモッピーと呼ぶのは失礼に当たるだろ
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?何?オウカフォルダを作れだって?常に俺とツーショットになるけどいいの?いいのか。じゃあ作る。



4月21日

織斑先生にゼゼーナンを学校で飼えないか聞いてみた。
ダメと言われるかと思ったら「生徒会長のご機嫌をとれたら可能かもしれん」と意外な返事が返ってきた。よって生徒会室にれっつらひぁうぃごー。

この前会った二年生がいた。生徒会長だったんですか?って聞いたら「いやこの前会ったときにそう言ったわよ!?」と『こっちが吃驚!』と書かれた扇をパンッと広げた。無駄に様になっている。ミリアも元気そうで何よりだ。
で、本題に入った。カエルは嫌と言われた。が、役員の(うつほ)さんという人が「あれー?生徒会長ともあろうお方がカエル駄目なんですかー?」と煽った結果言質は取れた。虚さんGJ!
え?のほほんのお姉さんなの?言われてみればなんか似てる。

ついでに生徒会に入れと言われたので乗りそうな素振りを見せつつ最高のタイミングで断った。非公式サークル「カエル愛好会」として特別に生徒会室内でカエル飼っていい、だって。やったー。



4月22日

休みなので友人宅へ轟轟ー。なんかカエル愛好会に入ってくれるというのほほんもカエル運びの手伝いでついてきた。ゼゼーナンは元気そうだ、今日も俺を見てきゅっきゅっと不思議な鳴き声を上げている。
こいつは不思議な奴で、普通ヒキガエルは触られたりしない限り鳴くことはまずないのになぜかこいつは俺の顔を見ると鳴くのである。ほかの人間には無反応なのに俺には反応するので面白くて飼い始めたんだったか。

友人は血涙流してた。俺が彼女連れてきたと勘違いしたらしい。んなわけあるかいな。
早速のほほんが電話をかけて引っ越し業者みたいな人たちがゼゼーナンをIS学園へ運んで行った。・・・あれ?電話かけるだけなら俺ひとりで良かったんじゃ?と思って聞いてみたらあの人たちはIS学園直属の運び屋部隊らしい。学園までは結構離れているので自分で運ぶよりプロに任せた方がいいというのは考えていたが、言われてみればIS学園はセキュリティ厳しいから普通の運送屋では内部に入れない。なるほど!

学園に戻って会長室に行ってみるとゼゼーナンは無事に届いていた。これからのエサは俺がポケットマネーでどうにかしなきゃならん。が、国から結構な量の補助金(国民の血税)が出ているので痛手にはならない。・・・え?そんなことに血税使うな?何言ってるんだこういう金は貯めれば貯めるほど経済の金の流れが遅くなるんだむしろバンバン使った方が経済の、ひいては国民のためになる!



4月23日

目が覚めたらジェーンさんが隣でじっと俺の顔を覗き込んでた。いやんばかんみないでぇ。・・・うえ、自分で言っておいてあれだけど気持ち悪っ。

何で見てたの
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