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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
イレギュラー…最悪な展開2
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うない

「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

「うるせえってんだよ!」

そう言って右手をオロチの腹に突っ込み、思いっきり引っこ抜く

ズボッと言う音と共に、女の子、麗花が引きずり出された

「ぐばぁ!…な…何をした………ごふぅ……!」

「あ?見りゃわかんだろ…お前が食った奴を引きずり出しただけだ」

麗花を瞬足で蒼也の横に寝かせオロチに向き直る

「許せん……死ねぁぁぁ!」

「やだっと………」

再度オロチの腹に手を突っ込み、引っこ抜く

今見ても人間形態の、少なくとも大人姿の腹から子供2人って……物理的におかしくね?

「はぐぁ………ち、力が……抜けるぅ………」

「もう終わりだな?」

「たの……む、慈悲をくれ……」

慈悲……ね……

「無理に決まってんだろ……受けろ!」

素早く刀を懐へしまい、今度はまた別の剣それも双剣を引き抜き、オロチの鳩尾と腹部に突き刺す

「炎龍翼!爆砕剣!」

ズバァ!と両サイドに切り裂き、その剣筋を辿るように炎が翼のように広がった

「ぎゃぁあぁぁぁ!」

断末魔の悲鳴を残し、けして消えることのない炎に焼かれて消滅した

「ふぅ、さて…早く帰って治療しなきゃな…」

ユウジはボロボロになった蒼也を担ぎ、他の転生者(逃げ出した降魔を除く)を魔法で浮かせて
前を見据える

「開け…」

ビシビシと空間に亀裂が入り、ガシャァン!と音を立てて空間は崩壊した








三人称side

「大丈夫かな………」

なのはは宙に浮かぶ黒い球体を見ながら呟く

「大丈夫…願いを叶える人が行ったんだから」

フェイトは不安そうにしながらも、言い聞かせるようにいった

「せっかく全て集まったのに……こんな事になるなんて…」

ユーノは落ち込んだ様にして呟く

「大丈夫だよ!何たってあの人は…「すまない!時空管理局執務官、クロノ?ハラオウンだ!戦闘…はしてないな…
詳しい事情が聴きたい、武器を納めてくれ!」何だいあんたは!」

アルフが言いかけたところを空気を読まないがごとく、かつてユウジに制裁されたクロノが現れた

皆はそれぞれに行動を起こし、

なのはは困惑、フェイトは警戒を、アルフはクロノを睨み付け、ユーノはどうするか迷っている

「ん?その球体は何だ?」

「あ!それに触っちゃダメ!」

クロノが球体に近付いた所でなのはが言った

「あの人が帰ってくるまで、武装は解除出来ません…」

フェイトの言葉にクロノ以外が頷く

「!君達h『パキャァァン!』何だ!」

クロノが言いかけた瞬間、球体が割れ、蒼也を担いだユウジと魔法で宙に浮かぶ麗花と金髪君が現
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