暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
族結成
Trick32_私にもA・Tを教えてください!!!
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「さて、≪小烏丸≫の第一回 作戦会議(ブリーディング)を開始します」

場所は風紀委員177支部の中にある会議室。

参加メンバーは≪小烏丸≫の4人。そして風紀委員の初春と固法。
面白そうだから参加してきた御坂と佐天。合計8人だ。

昨日は話を聞いていた美雪は、忙しいということで本日は欠席である。

≪小烏丸≫以外の人は参加させるつもりはなかったのだが、クロムの計らいで
情報を完全隠蔽してメンバー以外が勝手に巻き込まれるよりも目の届く範囲で
参加させた方がいいということになり、≪小烏丸≫仮メンバーにした。

作戦会議の司会進行は、暫定的にリーダーとなった信乃が務めている。

「まず、≪小烏丸≫の目的を再度確認します。

 1.常盤台中学の警護、および敵が来た際の迎撃

 こちらはみなさんに話した通り、先日、謎の人物が常盤台を襲撃しました。
 犯人の目的が不明確であるのと同時に、裏で糸を引いている人間がいると予想。
 再び襲撃があるので、それに備えての防衛がこのチームの結成理由です」

一度ここで話を切り、全員が理解しているかを顔を見て判断する。
誰一人として疑問を持った顔をしていないので、信乃は話を続けた。

「ただ、この警護をすることに問題が発生しました。

 襲撃されたとはいえ、数ある学校の中から常盤台中学を守るためだけに
 特別チームを作るのは無理がありました。

 いくら学園統括理事といえど、たった1つの学校に危機がある“可能性”だけでは
 警備強化をしてくれないみたいです」

「え、それじゃどうするのよ?」

「心配には及びませんよ御坂さん。たった1つの学校を守ることに問題があれば、
 複数の学校を守ることにしました。

 実際は常盤台中学を守るために作られたチームですが、表向きの警護対象は
 常盤台中学を含む、『学舎の園の警護』となります。

 それによって≪小烏丸≫全員が、バラバラに学舎の園のどこかに配置されます。

 私は偶然にも常盤台中学の修理員として既に入っているので、他のメンバーは
 クロムさんが用意する仮の役職として潜入警護します」

「理事長には頑張って、もう少しまともな処遇にしてほしい。
 一応は世界の4分の1を支配している人だからな」

「この学園都市は例外ですよぉ・・・・表と、そして財力と政治力が
 混ざった特別地帯ぃ・・・ER3なんて比じゃないくらいにぃ・・・
 境界線が曖昧になっているんですぅ・・・」

「世界の4分の1とか、財力やら政治力やら、何言ってますの?」

表の世界以外を知っている宗像と水の言葉に白井が質問してきた。

「それは後々話していきます。今は作戦会議を続けますよ。続いての
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