空白の一年、咲編〜
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ら逃走した。
「・・・何で三割であの威力なんだよ・・・」
しかも魔力全然減った感じしないし・・・全力で放ったら洛陽が消し飛ぶのではなかろうか。
「(・・・怖)」
人間核兵器になっての感想だった。あれ、じゃあライダーの時は・・・
「(・・・やめよう)」
そろそろ恋が怖くなってきた。その時、通路の向こうから俺・・・じゃなかった、恋が歩いてきた。
「・・・咲?」
俺は恋の肩に手を置く。
「今まで色々ありがとう」
「?・・・どういたしまして?」
恋が首を傾げる。・・・こうして自分を見ると、こんなに女っぽいのかと悲しくなる。・・・これ、最早髪型を変えても無理だな。
「咲、今日恋がお風呂」
「え?・・・あ」
さっき動いて軽く汗を流したので・・・確かに汗を流さなくては・・・恋を汗臭くするのは嫌だ。
「でもなあ・・・流石に裸は・・・」
「大丈夫、恋も脱げば・・・」
そう言って恋はいきなり服を脱ぎ始める。くどいようだが俺の体で、だ。
「待った待った待ったぁぁぁ!?」
「?二人で入れば自分の体だから恥ずかしくない」
「恥ずかしいから!」
「自分の身体を見るのが?」
「ちーがーうー!恋の身体を見ちゃうのがだよ!」
「・・・咲になら見られても・・・平気」
「俺が平気じゃなぁーい!?」
「・・・なにやっとるん?」
霞がやって来た。俺が事情を話すと・・・
「なんや、それやったらええ方法があるで?」
「え?」
ーーーしばらくしてーーー
カコーン・・・
「背中洗うでー?」
「ああ・・・」
Qどうやって裸を見ずに風呂に入る?
A目隠しをして誰かに洗ってもらう。
「(まあ、脱ぐのも着るのも他人任せってのは・・・)」
初めて着替えに侍女を使った気がする。
「・・・どやー?」
「ああ・・・大丈夫」
・・・そういや、亮も愚痴ってた気がする。モーションキャプチャーは性別まで余裕で変わるって。
「・・・なあ、ホンマに中身咲?」
「なんだよいきなり?そうだよ」
「・・・むふふ〜・・・そ・れ・な・ら」
むにゅ
「ひゃぁ!?」
「ほれほれ〜」
「し、霞!?どこ触って・・・ふぁ!?」
「ふ、ふふふ・・・咲を虐めてるかと思うと・・・あかん、ウチ、新しい何かに目覚めそうや・・・)」
「霞ーーーッ!?」
怖い!目隠ししてて何も見えないから凄く怖い!
「あ〜、あの恋ちんが顔を赤くして悶えて・
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