−吸血鬼の貴婦人−後編−
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た…
投げられた俺は、三沢と万丈目、亮にキャッチされる。
「…まったく、無茶するな、君は。」
「悪い悪い。ありがとな、三人とも。」
とりあえず、受け止めてくれた三人にお礼を言う。
そして、閉まっていた階段が開く。
帰れ、ということか。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
階段の扉が開くと同時に、城自体が揺れ始める。
「カミューラが消えたことで、城が崩れ始めているのか!?」
三沢の予想に反論する必要も無く、全員で階段を駆け降りる。
駆け降りる途中、万丈目の背中に、突如として一人の人物が現れる。
「な、なんなノーネ!」
「「クロノス教諭!」」
カミューラが消えたため、クロノス教諭の人形も元に戻ったのか。
しかし、喜んだる暇はない!
「シニョール万丈目〜!一体何が起きてるノーネェ〜!」
「ええい!ちょっと黙っててくださいクロノス教諭!」
クロノス教諭と万丈目の口論を聞きながら、なんとかカミューラの城を脱出する。
十代、三沢、明日香、亮、俺、翔、隼人、万丈目「さんだ!」…と、クロノス教諭。
全員、脱出したことを確認したのと同時に、カミューラの城が崩れ落ちる。
ごめんな、カミューラ。
カミューラに心の中で謝りながら、俺は仲間と共にカミューラの城を離れ、デュエルアカデミアへと帰っていった。
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