暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第18話「え、まだ食堂のくだりなの? 長くね? もうタイトル思いつかないよ…」
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
事はどうしたんだ? いつもだったら生徒会室に籠って書類と格闘してるじゃん」

突然、思い出したかのように布仏先輩に声をかけるケイン先輩。

へ〜布仏先輩は生徒会に所属してるんだ。
昼休みも仕事って、やっぱり忙しいのかな?


「…人を引きこもり予備軍みたいな言いかたしないでくれるかしら? 私だってたまには皆で食事をしたいわ」
鏡也
「大丈夫なのか? 確かこの前未処理の案件が大分溜まってるって聞いたけど」
ケイン
「いつも通り会長は逃走してるんだろ?」

おい、生徒会長。
いつも通り逃走って、いいのかよ。


「そのことなら大丈夫よ」

有る程度の目処がついたのかな?
それとも締切間近のだけ終わらせたとか?


「ちょうどいい脅迫材ry――」

……は?


「コホン、お嬢様とちょっとオハナシしたら、『仕事は私に任せてたまには皆でご飯を食べてきて』って言ってくれたわ。だからその御好意に甘えて今日は食堂(こっち)でお昼をとることにしたのよ」

え、いまこの先輩凄くいい笑顔で脅迫材料って言いかけてなかったか?
俺の聞き間違い?

チラッと周りを見渡してみると、のほほんさん以外の皆が素っ頓狂な顔で布仏先輩を見てた。
絵文字にすると“(゚Д゚ )”こんな感じだ。

うん、やっぱ聞き間違えじゃなかったのか…

ケイン
「あ〜、納得。超納得」
鏡也
「…涙を浮かべて引き受けたんだろうな」

「ええ、眼から汗が流れてたわ」

…それって泣いてますよね。

本音
「いいの〜お姉ちゃん。そんなことしちゃって〜」

「いいのよ。この間の休みの時だって、お嬢様にお願い(OHaNaShi)したのに結局逃げ出したから全然減らなかったし…」
鏡也
「ああ、二人で街に出かけたときか…」
ケイン
「そういや、夕方くらいに会長の悲鳴が聞こえたような……」

色々とこの学園が心配になってきた。


「それに、今生徒会室に行っても私たちは邪魔になるだけよ」
本音
「ん〜?」

「ちょっと、ある人にお嬢様へ差入れを持ってくよう頼んだの」
ケイン
「あ〜なるへそ」
鏡也
あいつ(・・・)を投入したか…」

あいつ?


――その頃の生徒会室

[カリカリカリ……]

楯無
「あ〜ダメ終わらないわ〜!!!」

グスンッ、虚ちゃんのバカ〜。
ちょっと仕事サボったからって脅すなんて酷いわ。
確かにここ1〜2週間くらい生徒会室に寄って無かったけど、それにはちゃんと訳があったのよ。

なのに、簪ちゃんをストーキングしてたとか、寝てる簪ちゃんにおやすみのちゅ〜をしてたとか、添寝しようとしたら簪ちゃん(睡眠中)に寝技をかけられ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ