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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第18話「え、まだ食堂のくだりなの? 長くね? もうタイトル思いつかないよ…」
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事はどうしたんだ? いつもだったら生徒会室に籠って書類と格闘してるじゃん」
突然、思い出したかのように布仏先輩に声をかけるケイン先輩。
へ〜布仏先輩は生徒会に所属してるんだ。
昼休みも仕事って、やっぱり忙しいのかな?
虚
「…人を引きこもり予備軍みたいな言いかたしないでくれるかしら? 私だってたまには皆で食事をしたいわ」
鏡也
「大丈夫なのか? 確かこの前未処理の案件が大分溜まってるって聞いたけど」
ケイン
「いつも通り会長は逃走してるんだろ?」
おい、生徒会長。
いつも通り逃走って、いいのかよ。
虚
「そのことなら大丈夫よ」
有る程度の目処がついたのかな?
それとも締切間近のだけ終わらせたとか?
虚
「ちょうどいい脅迫材ry――」
……は?
虚
「コホン、お嬢様とちょっとオハナシしたら、『仕事は私に任せてたまには皆でご飯を食べてきて』って言ってくれたわ。だからその御好意に甘えて今日は
食堂
(
こっち
)
でお昼をとることにしたのよ」
え、いまこの先輩凄くいい笑顔で脅迫材料って言いかけてなかったか?
俺の聞き間違い?
チラッと周りを見渡してみると、のほほんさん以外の皆が素っ頓狂な顔で布仏先輩を見てた。
絵文字にすると“(゚Д゚ )”こんな感じだ。
うん、やっぱ聞き間違えじゃなかったのか…
ケイン
「あ〜、納得。超納得」
鏡也
「…涙を浮かべて引き受けたんだろうな」
虚
「ええ、眼から汗が流れてたわ」
…それって泣いてますよね。
本音
「いいの〜お姉ちゃん。そんなことしちゃって〜」
虚
「いいのよ。この間の休みの時だって、お嬢様に
お願い
(
OHaNaShi
)
したのに結局逃げ出したから全然減らなかったし…」
鏡也
「ああ、二人で街に出かけたときか…」
ケイン
「そういや、夕方くらいに会長の悲鳴が聞こえたような……」
色々とこの学園が心配になってきた。
虚
「それに、今生徒会室に行っても私たちは邪魔になるだけよ」
本音
「ん〜?」
虚
「ちょっと、ある人にお嬢様へ差入れを持ってくよう頼んだの」
ケイン
「あ〜なるへそ」
鏡也
「
あいつ
(
・・・
)
を投入したか…」
あいつ?
――その頃の生徒会室
[カリカリカリ……]
楯無
「あ〜ダメ終わらないわ〜!!!」
グスンッ、虚ちゃんのバカ〜。
ちょっと仕事サボったからって脅すなんて酷いわ。
確かにここ1〜2週間くらい生徒会室に寄って無かったけど、それにはちゃんと訳があったのよ。
なのに、簪ちゃんをストーキングしてたとか、寝てる簪ちゃんにおやすみのちゅ〜をしてたとか、添寝しようとしたら簪ちゃん(睡眠中)に寝技をかけられ
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