暁 〜小説投稿サイト〜
転生物語―魂の力―
DS編
下層〜クラーグ討伐
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を待っていたかのように敵が姿を現した。
 見ただけで熱をまとっていると分かる赤い蜘蛛。それだけなら・・・・・・それだけなら良かったのに!

「何で裸なんだよ!?」

 蜘蛛の体の上部。そこには、裸の女の上半身が付いていたのだ。人によっては顔をにやけさせる場面なのかもしれないが、あいにくと俺にはまた変態が出てきたとしか思えない。

「俺の精神衛生上のために、さっさと終わらせてもらう!」

 クレイモアでは役不足と判断した俺はすぐさま己の内より吹雪の剣を取り出し、変態(てき) へと踊りかかった。
 その結果、俺は混沌の魔女クラーグを瞬殺し二つ目の鐘を鳴らすことに成功した。
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