ゾンビ急襲
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突然の提案に孝が反発する
「な、なにいってんだよ!?ここまで来ておいて、置いてきぼりはさせないぞ!」
「だぁーほ、一個人の命よりお前らの両親のほうが大事だろうが。こんなところでお前らは止まってるわけには行かねぇんだよ。」
「だ、だけど・・・・・・」
「孝、いつでも全員がいるってわけじゃない。戦争ってのはこういうことも起きるんだ。お前がしっかりしなくてどうする。リーダーであるお前が。ましてや今の状況じゃあ全員が危うくなる。なぁーに俺は早々に死なんよ。さっさと行け。もし、反発するようなら俺が撃ち殺すぞ」
「!・・・・・・・分かった。乗れるだけ乗れ!先生。お願いします!」
孝が言う。沙耶、麗、平野、ありす、ジーク、静香はハンヴィーに乗り込む。
「私も残らせてもらうよ。好きな男の子を残しては行けない」
冴子はそう言う
「私もここに残ります。だから、皆さん、頑張ってください!」
琴魅が言う
「・・・・・・・分かった。そっちも頑張って!」
孝が乗り込むとハンヴィーはそのまま正門に向かって走っていく
「行ったか・・・・・・」
冴子が言う
高茂はタバコを取り出し一本吸う。
「ふぅ〜さぁ、俺らも仕事するか。マッドさん、ストライカーは?」
さも当たり前のようにストライカーのことを言う
「え?装甲車はダメになったって松戸さんがさっき・・・・・・」
琴魅が言う
「ブラフだよ・・・・・・・・まぁ、目的あっての行動だけどさ」
高茂が言う
「そうさ。お嬢ちゃん。たまには偽の情報だって必要ってこった。ストライカーは整備完了だ。言われた通り、上部にはミニガンを取っ付けたぞ」
松戸が言う
「OKOK。それじゃあ、行くとしますか。先輩、琴魅ちゃん、松戸さん、乗り込んでくれ」
「うむ。承知した」
「分かりました!」
「おうよ!」
そう言って三人は乗り込む。そして、エンジンをかけ。正面の広場に向かう
〜正面〜
正面ではたくさんの奴らがいた。もちろん、隣家に向かうはずだった。高城夫妻の姿もある。未だに戦っているようだ。が、ほかの組員や避難民は全滅したようだ。夫妻はハンヴィーが脱出するところを見ていた
「無事に、逃げ出せたようですね。荘一郎さん」
百合子が言う
「うむ。未来はあの者たちに託そう。後顧の憂い無し!」
荘一郎が言う
そして、奴らが夫妻を食おうとしたとき、その奴らが瞬く間に倒されていった
「む!?」
「え!?」
夫妻がその方向を見ると、一台の装甲車があった。そう。高茂の装甲車である。高茂の目的は夫妻の救出だった
「いやぁ、間に合った!おじさん!おばさん!大丈
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