俺の役目
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「えーと・・・話をまとめると、俺は勇者もどきで、お前は俺の従者だと」
「そうですね」
納得できない・・・・が、するしかないだろう
「で、それで?俺みたいないな勇者もどきになにしろって言うんだよ?」
「倒して欲しい者がいるからです」
「あー、魔王的な?」
「いえ、魔王はもう倒されました」
倒されちゃってたよ!!じゃあ俺要らないじゃん!!
「倒して欲しいのはその魔王を倒した勇者です」
「勇者!?なんで!?」
「その勇者は、魔王を圧倒的な力で倒し世界を救ったのですが、己の力に飲まれ力の権化と化しました」
「つまり、世界を救った救世主か世界を滅ぼす魔王になってしまったと?」
「そのとうりです」
なるほど・・・・
「そして勇者は、その圧倒的な力から、いつからか覇王と呼ばれるようになりしなりました」
「覇王、か・・・」
「覇王の力は神々の力と互角以上で、神々も迂闊に手を出せないんですよ」
「で、その化け物を俺に倒せと?」
「はい」
なるほど・・・・って!!出来るかボケェェェェェエエエエエ!!!!
俺勝てる訳無いじゃん!!
「なんで俺なんたよ!?」
この世界のことは全く知らないけど俺より強い奴は絶対いるはずだ!
「その覇王もマスターと同じく異世界からやって来たんですよ、だからマスターにしか倒せないんですよ」
「・・・え?」
俺は、まさかと思いながら近くにあった木をおもいっきり殴ってみた、すると、木は何事もなかったように平然としていた
いってぇぇええええ!!
「何してるんでかマスター?」
と少女
やめて!!聞かないで!!別に木を殴り飛ばせるなんて思ってなかったから!!別にこの世界では俺最強?とか思ってなかったから!!
「話を戻しますと、マスターに覇王を倒していただたいんです、そして私はマスターのお手伝いをします」
「なるほど・・・覇王ってどんなやつなんだ?」
俺は照れ隠しに質問した
「覇王は5年前にこの世界にやって来ました、そして様々な人たちを魅了していき英雄と崇められました、そして魔王を倒し、あとは先ほど説明した通りです」
俺はそれを聞きなにかひっかかった
「・・・そう言えば覇王の名前は?」
「覇王の名前は・・・マコト・・・です」
その名前はどこかで・・・
ダメだ思い出せ無い、
・・・マコト
それが俺の倒すべき敵・・
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