会議〜
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の子供だったと記録に残っています。ガイ、あなたも顔を合わせているかも知れません」
「俺が?」
「ガルディオス伯爵家に仕える騎士の息子だったそうですよ。確か・・・フェンデ家でしたか」
ティアが目を見開く。
「フェンデ!まさか・・・ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ!?」
「ティア、知ってるのか?」
「・・・知ってるも何も、フェンデのとこの息子ならお前だって知ってるだろ」
「え?」
「ヴァンだ。ヴァン・グランツ。奴の本名がヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ」
その言葉に全員が驚く。
「そうか、だから封印した生物レプリカをヴァンは知っていたのか・・・」
「ガイ、一先ず剣を収めてはいかがですか?この調子では、ここにいる殆どの人間を殺さなくてはあなたの復讐は終わらない」
イオンが言うとガイはため息を吐きながら刀を収める。
「・・・とうに復讐する気はうせてたんだがね」
・・・その場は解散となり、その翌日、和平条約は無事結ばれた。俺達がやるべきことは、地核の震動を止めること・・・俺達はシェリダンに向かう。
「悪いな、ノエル。あっちこっち休みなく・・・」
ノエルに労いの言葉をかけると、ノエルは俺に笑みを返す。
「いえ、皆さんのお役に立てることが私にとって何よりの幸せですから」
「そっか。でも気を付けてくれよ。ノエルに何かあったら・・・」
「大丈夫です。そうならないようにちゃんと隙を見て休んでますから」
・・・と、会話をしている内にシェリダンに到着する。
「おお。タルタロスの改造は終わったぞい」
「そうか!流石だな」
ルークが言うとイエモンさんが笑う。
「ふぉふぉふぉ。年寄りを舐めるなよ。タルタロスはシェリダン港につけてある」
「あとはオールドラント大海を渡ってアクゼリュス崩落跡へ行くだけさ。そこから近くに突入するんだよ」
「ただ注意点がいくつかあるぞい。作戦中、障気や星の圧力を防ぐたむ、タルタロスは譜術障壁を発動する。これは大変な負荷がかかるのでな。約130時間で消滅してしまう」
「・・・随分半端だな」
・・・とにかく、ここからアクゼリュスまではタルタロスなら5日かかる。つまり地核突入から脱出までは10時間弱しか使えない。・・・譜術障壁は俺達がシェリダンを出た瞬間に狼煙を上げられ、港にいるアストンという人が起動する・・・という段取りだ。・・・とにかく、俺達は準備を整える。
「狼煙が上がりました!」
「港も準備完了のようじゃ。さぁ、見送るぞい」
「行きましょう、ルーク。今は一分一秒が惜しいわ」
「ああ」
俺達は外に出る。・・・すると・・・
「リグレット教官!?」
俺
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