第七話 笑劇!?あかねの敵はキュアサニー!?
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るとあかねは目を見開きキュアサニーに向かって突きを放った。
「く!しまった!!」
突然の奇襲でキュアサニーが避けようとするが避けきれずに磁光真空剣が頬を掠める。
「!!」
キュアサニーがバランスを崩すとあかねはそのチャンスを逃さなかった。
「!!・・・!!」
磁光真空剣を納め戸隠流の印を組んだ。
「許さん!!」
あかねが自分の闘志を最大限に燃やし磁光真空剣を抜刀し正眼に構えた。
レーザー刀にはならないがその構えは闘破そのものだった。
「受けて立つ!!」
キュアサニーも強引にバランスを起こし炎の球を作り出しあかねに向かって飛んだ。
「プリキュア!サニーファイヤー!!」
キュアサニーから放たれた炎の球があかねに襲い掛かると・・・
「真っ向両断!!」
歌舞伎のような構えになり両腕で磁光真空剣を振り下ろしサニーファイヤーを真っ二つにした。
「な!」
技が破られたことに驚愕するキュアサニー。
すると
「でええええええええええええええあああああああああああああああ!!」
あかねは渾身の横一閃を放ちキュアサニーにヒットさせた。
凄まじい剣圧に押されて後方に吹き飛ぶキュアサニー。その反動でキュアサニーが持っていたスマイルパクトが宙を舞いあかねの手の中に納まった。
「はぁ・・・はぁ・・・勝った・・・」
体力と集中力のすべてを使い切ったあかねは磁光真空剣を地面に突き立てへたり込んでしまった。
するとあかねの攻撃を受けたキュアサニーが立ち上がりあかねの元まで歩み寄った。
「あ・・・あんた!」
「ふぅ〜私もまだ修行が足りないって事かな?」
キュアサニーが自分の顔に手をやるとキュアサニーの顔を脱ぎ捨てた。中から出てきたのは自分とは似ても似つかぬ少女だった。
「あ!あんた誰?」
「驚いた?」
オレンジのかつらを外し自分の髪を降ろす少女は素性を語り始めた。
「私は紅葉。戸隠流よ♪」
「戸隠流って!何しに来たんや!?」
紅葉と名乗る少女は自分が来た理由を話し始めた。
「う〜んっと最近あかねが天狗になってるから鼻をへし折って鍛え直してやれって哲山先生に言われて♪」
「哲山先生に!?」
どうも最近のあかねの天狗ぶりを見かねた哲山があかねに喝を入れる為に刺客を頼んだらしい。
しかも紅葉の年齢はあかねと同い年らしく同年代の戸隠流の中では1・2を争う実力者である。
因みに必殺技は忍法の応用でそれらしく演出していた。
「て・・・哲山先生・・・なんちゅう相手を選んだんや」
「まぁ〜闘破さんじゃ何もしないからね〜」
「ま・・・闘破やし・・・て!さっき言いたい放題言
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