逃亡中〜
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には・・・内緒にして?」
『・・・でも』
「お願いだよ・・・」
『・・・分かったッス』
ごめんね、リパル・・・
咲〜
翌日、俺達はジェイドに話を聞く。
「・・・」
ジェイドが言うには、魔界の液状化の原因は地核にあるらしい。地核は記憶粒子が発生している惑星の中心部だ。・・・とにかく、地核が振動しているせいで、液状化しているため、なにかで振動を止めればいいのだが・・・それを止めるには、プラネットストーム・・・所謂発電所を止めなければならない。イオンが届けてくれた禁書には、プラネットストームを止めずに振動を止める方法が書いてあった。そしてガイの進言でヘンケンという研究者を探すことになった。・・・アッシュ?みんなにからわれて散歩と言って出ていった。
「知也」
「ん?もう直ったのか」
俺はトリガーマグナムと・・・五本のメモリを渡す。
「これは・・・“サイクロン”“ヒート”“ルナ”?・・・こっちの二本は・・・」
「オリジナル。ギジメモリで・・・」
『スナイパー!』
「と・・・」
『アサルト!』
「トリガーマグナムのスロットを一つ増やして、軽く能力を追加してみた」
「・・・なるほどねぇ」
「ま、完全に趣味に走った」
可変武器ってロマンだよな。・・・とにかく、俺達はヘンケンさんを見つけ、説明する。
「知事達に内密で仕事を受けろと言うのか?お断りだ」
隣にいる老婆・・・キャシーさんも言う。
「知事はともかく、ここの責任者は神託の盾騎士団のディストよ。ばれたら何をされるか・・・」
ダメかな・・・そう思った時、ガイが芝居かかった話しをし始めた。
「へぇ、それじゃあこの禁書の復元は、シェリダンのイエモン達に任せるか」
「な、何!?イエモンだと!?」
「冗談じゃないわ!またタマラ達が創世暦時代の音機関を横取りするの!?」
いきなり二人の態度が変わる。
「・・・よ、よし。こうなったら、その仕事とやら、引き受けてやろうじゃないか」
「何々?なんでおじーさん達、イエモンさん達を目の敵にしてんの?」
・・・どうやらシェリダンとこのベルケンドにいる人達は学生時代から争っている競争相手らしい。ベルケンド“い組”とシェリダン“め組”・・・俺はガイに耳打ちする。
「(おい、知ってたのか?)」
「(音機関好きの間では有名なんだよ。“い組”と“め組”の対
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