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LIAR
第一章
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らだった。
「受け入れて相手を好きになろうって思っても」
「出来ないのね。というか忘れたいって」
「ええ、忘れたいのよ」
 彼女は私の昔のことを知っている、そして私の言葉に頷いてくれる。
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