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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
族結成
Trick31_チーム名は
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赤神(あかがみ)グループ

表向きでは世界的財閥として名を知られている企業。

その実態は

 赤神(あかがみ)
   謂神(いいがみ)
     氏神(うじがみ)
       絵鏡(えかがみ)
         檻神(おりがみ)

その五大財閥、≪四神一鏡≫と呼ばれる組織。

世界を魔術と科学とは関係なく、世界を大きく4つに分けた場合、
この≪四神一鏡≫は“財力の世界”のトップに君臨している。

つまり、世界の財力と、世界の4分の1を四神一鏡は支配している。


そしてこの学園都市にも四神一鏡の影響はある。

いや、学園都市の最大スポンサーが四神一鏡というのが正しい。影響がないはずがない。

何といっても財力の世界を支配する財閥。これ程のスポンサーなしでは学園都市の
科学力はありえないだろう。

もちろん、ただのスポンサーとして参加しているわけではなく、自らの利益のために
学園都市統括理事の一人として≪氏神≫が参加して学園都市内を操作したり、
最高の傭兵学校、神理楽(かみりらく)高校を作り世界へ人材を派遣している。

学園都市の上を知っている者にとっては四神一鏡と氏神は特別な存在であった。



≪先日のハラザキについて言いたいことがあります≫

そう言われて御坂たちは≪氏神ビル≫と名のついた
学園都市で一番高いビルを訪れていた。

「でっかいビルね。建物の入り口から上を見ると、首が痛くてしょうがないわ」

「信乃さん、本当に教えてくれるんですかね、前の事件について」

「教えるって言ったんでしょ♪? 信乃は一度教えると言ったらもったいぶっても
 絶対に教えてくれるから大丈夫だよ♪」

美雪が言うように、信乃が教えると言えば教えるだろう。
だが、正確には≪言いたいことがある≫であり、言うとは言っていない。

≪氏神ビル≫を訪れたメンバーは
 御坂 白井 初春 佐天 美雪 固法。
 そして神理楽高校へ入学することが決まり、罪を帳消しにされた黒妻。
 合計6人

信乃との待ち合わせはこのビルの入り口。時間の10分前に着いていた。

そして時間になるとビルの自動ドアが開き、赤い何かがすごい勢いで突っ込んできた。

「みんな〜〜!」

「ぐふぉ!!」

赤い弾丸、ではなく赤い髪の氏神ジュディスが突撃してきた。

今回の被害者は御坂美琴。前回の信乃と同じく鳩尾に頭突きがジャストミートした。
そしてそのまま倒れこんでジュディスは御坂に馬乗りになった。

「お姉様!?」

「御坂のおねーちゃん〜〜! ひさしぶりなの〜!」

「この嬢ちゃんはだれだ?」

「氏神ジュディスちゃんです。以前、誘拐されたときに私達と信
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