族結成
Trick31_チーム名は
[8/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
みなさんも話を続けて大丈夫ですか?」
「私はちょっと頭がパンクしそうだけどね。でも話は続けていいわよ」
固法が苦笑いを浮かべる。
「私は大丈夫です。ついていけない感じもありますけど信じます」
「わたしも!」
初春と佐天は同意。
「俺も大丈夫だ。むしろ早く続きを聞きたい」
興味津々で続きを促す黒妻。御坂と美雪は頷いて返事した。
ジュディスは最初からまともに聞いていないので無視をする。
「次に発火能力などの異常現象について説明、その前に
A・Tを使っている人が走る“道”を先に説明します。
道は一人一人が持つ技の特徴や差のことです。簡単にいえば『走り方』ですね。
そして昔、A・Tで最強と言われたチームには8人8種類の道がありました。
超高速の動きで摩擦熱を生み出し、大気の温度差で走った後に炎が上がる
炎の道(フレイム・ロード)
回転するホイールに+極と−極で磁界を作り出し、また生み出した電撃で攻撃する
紫電の道(ライジング・ロード)
目の前に立ちはだかる者全てを叩き伏せて壁を作って轢き潰す
轢藍の道(オーヴァ・ロード)
A・Tを使用者に合うように調律し、さらに高みへと昇華させる
閃律の道(リィーン・ロード)
大地を削り、砂を巻き上げ、時には相手すらも石に変える
大地の道(ガイア・ロード)
守る者のために、向かい来る敵の前に立ちふさがり、行く手を阻む"茨"(いばら)
荊棘の道(ソニア・ロード)
相手に傷を刻み、筋肉のキレから生み出す技は全てを断ち切る
血痕の道(ブラッディ・ロード)
空気の面に触れ、自在に風を操り最も空に近い道
翼の道(ウィング・ロード)
その道を走るA・T最上級者は“王”と呼ばれ、
彼らが特殊なパーツを使って走れば、常識を超越した“道”ができた。
都市伝説でもなんでもない、これがA・Tの事実です」
「じゃあ最初にあった日、ジュディスちゃんが誘拐された日に
車の前に出した炎はただの摩擦熱ですか!?」
「摩擦熱で間違ってはいません。ただ、ホイールが大地の沸点を超えて炎を生み出す。
そのレベルにまでいっているんです」
「沸点・・・」
聞いた佐天は苦笑いで返すしかなかった。
その後、信乃は『時間を止める』『風のバリアー』『切り裂く真空波 =“牙”』
について説明した。
「A・Tの時代は今の学園都市よりもすごかったんですね!!
練習して上手になれば炎とか壁とかが一緒に出せるんですから!!」
「それは違うよ」
初春の言葉を否定したのは信乃ではなく、入口から聞こえた。
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ