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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
族結成
Trick31_チーム名は
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の知ってる奴だと言ってましたね」

「僕が仲間になってあげるからありがたく思え」

「『お前、仲間になるの早すぎ』って突っ込みしないぞ」

「3人目、黒妻綿流」

「俺か!?」

「あなたはうちの高校に特別入学してもらったけど、
 特別入学が異例なせいで通常授業じゃ足りないわ。
 信乃と一緒に馬車馬のごとく働いてもらうわ」

「まあ、俺に出来ることがあれば何でもするぜ」

「先輩、頑張ってください!」

「おう、任せとけ美偉。よろしくな、信乃、宗像」

「よろしくお願いします、黒妻さん」「よろしく、だから殺す」「お前もう黙ってろ」

宗像の言葉に即座に突っ込みを入れた信乃。一同は苦笑いをした。

「4人目、"位置外 水"(いちがい みず)」

「・・・だれ?」

御坂だけが口に出したが、ほとんどの人が同じように疑問を持った顔を
している。

「ここにはいないですが、優秀な女の子です」

「ふーん 信乃が言うなら相当だね」

「美雪・・・・いつもの♪が無いぞ・・・てかなんか恐いぞオーラが」

「そういえばどこにいるのかしら? 呼んだはずだけど」

クロムも今現在どこにいるか知らないらしい。

どうしようかと考えていたら

『すでに来ているぞ』

「キャッ!? びっくりした!」

部屋に設置されているスピーカーから声が流れた。
急に声が聞こえたことで佐天が悲鳴を上げた。

『クロム理事長。高貴なる私を選んだことであなたを高く評価してやる
 光栄に思う事を許そう』

「なんか高飛車な人だね・・・・・」

佐天が苦笑いした。

「顔合わせのために呼んだのに、相変わらずの引きこもりのようね。
 信乃、魂感知」

「了解。・・・・・ってかなり近くにいますよ」

クロムの指示を受けて、目を閉じて何かに集中したと思った次の瞬間に
信乃は席を立った。

魂感知などという奇妙な単語が出てきたが、『どうせ信乃だし』のノリで全員がスルーした。

部屋を出ていき、数秒後に少女を左わきに抱えて入ってきた。
まるで人攫いのワンシーンの2人だが、信乃は気にせずにそのまま

「つーちゃん。自己紹介しなさい」

「ええと・・・"位置外 水"(いちがい みず)ですぅ・・・・
 いちおう中学1年生ですぅ・・・・」

わきに抱えられた少女は、スピーカーから流れた声と同じだったが、話し方が人見知りの
それに近く、ぼそぼそと言った感じでしゃべる。

少女は10歳ほどの体格で信乃は楽に抱えている。
見た目は美少女だが、それ以上に少女にはかなり目立った特徴があった。

髪、瞳が“蒼色”をしていた。

澄み渡るような蒼色。彼女と初めて会う御坂達は
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