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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
族結成
Trick31_チーム名は
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ん、せめて“あの6人”の名前だけは教えてもいいですか?」

「・・・まあいいでしょう。

 ただし、パトロールで不審者に名前を聞いた時、“その6人”だったら
 適当に見逃がして深追いしないで、信乃や私達に知らせることが条件よ。

 そしてここにいる人間以外に、その名前を広めることを絶対に許可しない。
 学園都市統括理事である私からの命令よ。それを破れば風紀委員を辞めてもらうわ。
 それでもいいの?」

許可は信乃に対して言ったが、条件と質問は部屋にいる全員、特に固法に向けて言った。

「ええ、かなり危険な人物だということは理解しました。深追いも絶対にしません。
 みんなもいいわね?」

固法の返事に、全員が頷いた。

「では、ハラザキに深くかかわっている6人の名前、いえ苗字だけを教えます。

 もしその苗字の人間に合ったら深くかかわらないでください。
 パトロールで見つけても急用が入ったとか、特別に見逃すとか適当に言って
 逃げてください。苗字を聞いて動揺を顔に出さ内でください。

 では、その6人の苗字を言います」

注意事項を再度言って、一度深呼吸をしてからゆっくりと話し始めた。

時宮(ときのみや)   罪口(つみぐち)
  奇野(きの)      拭森(ぬくもり)
   死吹(しぶき)     咎凪(とがなぎ)

 この6人だけです。教えられる情報は以上です。もちろんこの6人も他言無用で
 お願いします。もちろん風紀委員以外の御坂さん達もです」

固法を始め、風紀委員の固法と白井、初春は名前を覚えるために
しばらくうつむいて名前を呟いていた。

「信乃、あなたも177支部のメンバーだから、くれぐれも無理はさせないでね」

「了解です」

「それと頼まれていた常盤台の警備メンバー、決まったわよ」

「本当ですか? 良かった。“アイツ”が関わってきたから1人のままは
 不安だったんですよ」

「それってなに? 初耳だけど」

「わたくしもですわ」

襲撃事件に関わった御坂と白井だが、今の話は全く聞いていなかったので
信乃に問いかけてきた。

「先日の常盤台の襲撃事件、あれの調査と警備員の補充をクロムさんに
 お願いしていたんですよ」

「前から候補は上げていたけど、正式に決定して私達の所で一つのチームとして
 扱う体制も整えたわ」

「補充だけ、と考えたんですけど・・まあ、そちらの方が警備を十全にできますね。
 ありがとうございます。

 それでチームのメンバーは?」

「まず、西折信乃」

「はい。自分で頼んだから当然ですね」

「次、宗像形」

「了解しました、理事長」

「そういえば先日、クロムさんが私
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