例えばこんな白式は正体がバレバレ過ぎるだろ
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
4月12日
寝る前に日記付け忘れてるのを思い出した。1週間近く忘れたままとか俺はアホか。
明日せしりーとおりむーの試合がある。せしりーはティアのアドバイスもあってかなり仕上がってるのに対しおりむーは箒ちゃんに剣道で叩き回されていただけなので勝敗は火を見るより明らかに思えるのは俺だけだろうか?
あと初日に何か話してたのと最近一緒にいるせいで俺とせしりーの仲が邪推されてるっぽい。困ったもんだ。
・・・同居人のジェーンさんの視線を感じる。気のせいだろうか?彼女の体に埋め込まれているISコアだがこの前せしりーに「むやみやたらとISと喋ると”need to knowの原則”に引っかかる可能性がある」と忠告を受けたばかりなのでお喋りするか迷っている。
というか、人体にISコアとか訳アリも訳アリの超やばい奴じゃね?
4月13日
クラス代表を決める戦いが始まった。
終わった。決着ゥーーーーッ!!
何か織斑が前半ボコられ中盤でボコられ、終盤で逆転しそうな雰囲気を醸しだしつつボコられて終わった。途中白式から『せ、せめて一次移行させて!』とか『零落白夜凄くエネルギー使うから流しっ放しはだめぇー!』という悲痛な叫びが聞こえてきた。
取り敢えずティアとセシリアさんを労ってから白式の下へ轟轟ー。
織斑はボロクソに負けすぎて真っ白に燃え尽きていた。周囲もフォローのしようがないようだ。無視して白式とお喋り開始する。
白式は元々かの「白騎士」のコアをやってたらしい。いきなり吃驚すぎる真実発覚である。だが白騎士事件でミサイルをぶった斬った後はずっと倉庫の隅に追いやられて寂しい思いをしていたそうな。で、漸く娑婆の空気を吸えたと思ったらパイロットはヘボだわボディの馴らしも出来ないわで必死こいてる内に若僧(ティアの事だろう)にカトンボの如くたたき落とされたと。
哀れなり白式。だが愚痴を聞いてもらったら大分楽になった、と感謝された。強い子だ…
なお白騎士はドイツ語に訳すとヴァイスリッターなのでヴァイスというあだ名を付けた。
上機嫌なヴァイスがぽろっと漏らした情報によると前のパートナーは織斑先生だったらしい。なにそれこわい。特ダネ過ぎるので黙っておくことにした。
4月14日
結局セシリアさんはクラス代表にならなかった。素人をボコって得た地位に価値など無い、だってよ。ヒューッ!かぁーっこいー!惚れちゃいそうだぜオルコットさん!
実際オルコットさんマジクールだと思う。割と親切だし、たまに男性軽視発言をするがティア曰く自分の父親が嫌いだったがゆえに思ってなくても言ってしまうのだとのこと。それも最近減ってきたけど。
織斑は…まぁ頑張れ。ヴァイスのアドバイスくらいは伝えてやるよ。
最近のほほんと仲良く
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ