例えばこんな白式は正体がバレバレ過ぎるだろ
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なった。周囲曰く俺からもマイナスイオンが出ているらしく、二人が並ぶと周囲が勝手にリラックスしていくのだとか。相乗効果って奴か。俺達って相性いいのかもね、と言うとオウカが「わたしの方が相性いいもんっ!」と拗ねてしまった。ご機嫌取りにいい子いい子してあげたらすぐ上機嫌になった。何か子犬みたいでかわゆい。
4月15日
廊下で水色の髪の二年生に絡まれた。IS連れてたので二年生は無視してそっちに話しかけた。
彼女はミステリアス・レイディというらしい。あだ名どうしようか。ミストじゃ芸がないからリアス・・・いや、ミリアにしよう。
結構神経質な所があるが、IS操縦やメンテに不満はないらしい。ただ、二年生の本音(のほほんさんにあらず)を隠した無駄に芝居がかった言動は気に食わないそうだ。自分を偽るという発想が理解できないらしい。ISに隠し事の概念は無い。だって思考はネットワーク通じてだだ漏れだもんね。
無視されて不満げにしていた二年生にそれを伝えると物凄い動揺された。実は俺も無駄に年長者ぶった感じの人は苦手であるのでこれを機に改心してくれることを願う。
日記書いてたらまたジェーンさんの視線が背中に突き刺さってるような気がする。俺、何かした?
4月16日
一夏と一緒にいた時に知り合った箒ちゃんに「一夏共々鍛えてやる!」と半ば無理やりアリーナに連れていかれそうになった。どう断ろうかと思ったけどよく考えたら箒ちゃん=篠ノ之博士の身内なので事情喋っても大丈夫かと思って事情を話した。
お姉さんの話が出た時これでもかというくらいあからさまに嫌な顔されたが納得してくれた。嫌いなんだろうか?家族仲が悪いのかもしれないが、家族って代わりになる人はいないんだからもっと仲良くしてほしいものだ。何なら俺が仲介してもいい。
とまあそれはさておき、せっかくなので八紘一宇を応用してオウカを自分と同じくらいの技量の仮想敵に仕立てて明日模擬戦することになった。自分の力がどんなものか気になるといったところか。まぁカスタム打鉄こと桜花(正式名称に採用された)の武器はポン刀一振りと特殊グレネード弾頭しか搭載してないので比較的打鉄に近いスペックだ。技量が互角ならいろいろ参考になると言えるだろう。
・・・今日もジェーンさんが見てる。もう1週間以上彼女と同じ部屋にいるが未だに彼女の事はよくわからない。感情の起伏を殆ど見せず、かといって喋らないわけでもない。むしろどちらかというと活発に動いているのになぜか俺にはあまり話しかけてこなかった。今更理由も聞けないので考えるのをやめて寝ることにした。
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