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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
vs なのは
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くるなのはを聖はそっと抱きしめる、なのはもそれにすがるように泣き続けた。
なのはが完全に泣き止んだのは、それからおよそ10分後だった。
その後ティアナが目を覚まし少しすると、六課の館内にアラームが鳴り響いた。どうやら沿岸空域にガジェットが出現したようである。
フォワード陣は全員ヘリポートに集まっていた。今回は空戦という事もあり新人達は全員出撃はしないこととなった。ただ1人ティアナは終始俯いていた。
「ティアナ、思いつめちゃってるみたいだけど……」
「やっぱり、命令を聞かない部下は要らないってことですか」
なのはが声をかけるとティアナはまたもなのはに噛み付くが、先ほどとは違いそれを打ち破るものがいた、それはシグナムだ。彼女はティアナの胸倉を掴みあげるとそのままティアナを殴りつけた。
その場にいた全員が驚きの声を上げるが、聖はいたって軽いのりで告げた。
「よし、んじゃあなのは、お前は残ってティアナに話をしてやれ。ガジェットは俺とフェイト達が倒してくっから」
ヘリに乗り込みながら聖は言うとフェイトとヴィータに軽く耳打ちした。
「なのはとティアナを仲直りさせるためだ、協力頼む」
告げられると二人は小さく頷いた。それを確認した聖は、
「ヴァイス!発進してくれ!」
「おうよ!」
聖たちを乗せたヘリは目標の空域まで飛び立っていった。
「でもあいつらにだけで大丈夫か?」
「ああ、平気だろ。ティアナもきっとわかってくれるさ」
ヘリの中で疑問を投げかけるヴィータに聖は軽く返すと、フェイトはそれに呆れ顔で、
「無責任すぎる気もするけど……いまは2人が仲良くなってくれることを願おうか」
「だな」
ヴィータが言ったところで操縦席にいるヴァイスが告げた。
「そろそろ目標空域だ、用意してくれ聖」
「りょーかい。んじゃ、俺達は俺達の仕事をちゃっちゃと終わりにしますかね」
ヘリのハッチが開くと共に、聖は外に飛び出しガジェットを狩りに向かった。フェイトたちもそれに続き外に飛び出した。
ガジェットを全て殲滅し終わり、聖たちが六課の隊舎に戻ると、隊舎前で泣いているティアナをなだめているなのはの姿が見受けられた。
聖たちはその姿を見つけると、顔を見合わせ笑いあった。
さまざまなことがあった一日だったが、最後は平穏無事に終わったようだ。
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