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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
vs なのは
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けると、安綱を抜き放つ。そしてなのはに告げた。
「来いなのは、お前の心に溜まってるもん全部俺に吐き出してみろ。俺が全部受け止めてやる」
聖の言葉に溜まった涙をぬぐい、なのははレイジングハートをデバイスに戻し構えを取った。そして2人は互いの愛機をぶつけ合う、戦いが開始された。
初撃からぶつかり合った2人のうち、先に先手をとったのはなのはだった。彼女は後退すると共にアクセルシューターを展開し、それを聖めがけ打ち放つ。だが響もそう易々とくらってやるつもりもない、放たれたシューターを切り払う。
「こんなもんで倒せるとは思ってねぇよなぁ!!」
「思ってない……よっ!!」
切り払いながらなのはに接近し、さらにそこから切りかかる聖の斬撃をシールドで防ぎながらなのはは答える。
だがその顔は少しだけ不敵に笑っていた。
それもそのはず、さきほどなのはが打ち出したシューターの中には、一発だけ他のシューターにまぎれさせわざとはずさせたものがあったのだ。なのははそれ聖に当てるため、シールドを制御しながら操っていたのだ。
シューターが聖の首筋に当たる瞬間、そのシューターが掻き消えた。だが聖は何もしていない、なのはが驚愕に顔をゆがめていると、
「シューターが使えるのはお前だけじゃないんだぜ?」
「っ!?」
言われた瞬間なのははシールドを解き、一気に後退する、だが聖はそれを追撃する。
「そらそらぁ!!休んでる暇はねーぞ!オラァ!!」
「うぐっ!?」
光速で近づく聖になのははガードが間に合わず、大きく吹き飛ばされ、ビル群に突っ込んだ。
「こんなもんで終わりじゃねぇだろ!!なのは!俺はまだお前の気持ちなんてわかんねぇぞ!」
なのはが突っ込んだビル郡に対し声を上げると、砂煙の中から一筋の光が聖めがけて向かってきた。それをギリギリで回避しその方向を見ると。
多少バリアジャケットを汚したなのはが力のこもった目で聖を見つめていた。
「行くよ聖君!次は手加減しない」
「ああ、こっちも手加減する気はねぇ」
なのはは再度アクセルシューターを展開する、聖もまた呼応するかのように、自らのシューターを展開する。
2人の魔力が交差した時、聖はなのはに問うた。
「お前は本当は誰かに自分のことをわかってもらいたかったんじゃないのか!?」
「!!」
「だけど自分は教官だからという固定概念から、皆に心配をかけまいと、弱いところを見せないとただただ自分の中に感情を押し込めてきた!違うかなのは!?」
「……そうだよ。でも!それの何が悪いの!?みんなに迷惑をかけないとする気持ちの何処が悪いの!?自分の中にしまうことが悪いの!?」
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