−七星と新たな力−
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ャイムが鳴った。
…まあ、偶然だが。
そんな訳で。
俺、三沢、明日香、万丈目、十代は、クロノス教諭に引き連れられて鮫島校長の待つ、校長室へ歩いていた。
「なあクロノス教諭ー。俺たちに何の用何だ?」
切り込む十代。
「鮫島校長から説明があるノーネ。ワタシも知らないノーネ。」
クロノス教諭すらも知らない。
つまり、学校関係では無いのか?
考えても分からないな。
これ以上のことは、鮫島校長から直接聞こう。
校長室の前に着き、クロノス教諭が
「失礼しまスーノ。」
と言って扉を開け、中には椅子に座りながら難しい顔をしている鮫島校長がいた。
それともう一人。
「亮。お前も呼ばれてたのか?」
「ああ。…遊矢たちもそのようだな。」
総勢7人が、鮫島校長の前に並ぶ。
「あなたたちを呼んだのは、他でもありません。」
鮫島校長がとつとつと語りだす。
「ご存じないでしょうが、このデュエルアカデミアの地下には、とあるカードが封印されています…」
カードを封印?
俺以外も、みんな知らないようだ。
「《三幻魔》…このデュエルアカデミアの地下に古より封印されし魔のカードです。このカードの封印が解かれると、天は荒れ、地は乱れ、世界を闇に包みこみ破滅に導くと云われています…」
「はい?」
ついつい、言葉を出してしまった。
「信じられないのも、無理はありませんが…」
「いや、神のカードがあるぐらいだ、そんなカードがあるって言われても、俺は信じるぜ、校長先生!」
君は分かりやすくて良いね、十代。
かくいう俺も、闇のゲームをやってからと言うもの、そういう奴は信じるようにしているが…
「その三幻魔が、どうしたのでしょう。」
十代のせい…いや、俺のせいか…少しズレた話を、亮が修正した。
「三幻魔は、7つの鍵によって封印されています…ですが、セブンスターズ…そう呼ばれる者たちが、三幻魔復活を目論み、その鍵を奪わんと向かってきています。」
セブンスターズ。
「しかし、それで何故自分たちが呼ばれたのですか?」
質問役はよろしく頼む、三沢。
「それは、三幻魔を封印している鍵…《七星門の鍵》の封印を解く手段は、デュエルなのです。」
「「デュエル?」」
おいおい、デュエルで開く鍵って何だよ。
始めて聞いたな。
「これが、その七星門の鍵です。」
鮫島校長が、デスクから立派な木箱を取り出し、箱を開ける。
そこには、パズルのようになっている鍵が7つあった。
「三幻魔の封印を完全に解くには、この鍵をデュエルで奪う必要があると言われています。」
「そんな
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