5章、6章
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そして女は俺の前まで歩いてくる
殺し屋「こっちも仕事なんでね。ごめんよ?」
前に立つとナイフを取り出し、切先を俺に向け、
殺し屋「恨むなら依頼主を恨んでね」
首を横一文字に切られそうになるが、間一髪右に転がり、なんとか回避した。
闇桐「ゲホッ・・俺は・・お前を殺すまで絶対に死ぬものか」ギロッ
回避した後一歩さがりなんとか立ち上がる。体は家族の血で汚れている。
殺し屋「ハハ。こりゃおもしろいね。御免ね〜。早く終わらせたいから。」
そういいナイフを投げてくる。それは正確に右足を貫通する。
闇桐「ぐあああああ!」
激痛がほとばしる。さっきとは別次元の痛みだ。血が溢れ出てくる。
殺し屋「動けないでしょ?おしゃべり終わり。死んで」
女はナイフを二本投げよるとする。それは正確に俺の心臓を狙っていた
俺は殺し屋からナイフが投げられる瞬間、死を覚悟する。その時。
『痛みとは違う。何かが体中を駆け巡った』
その直後女の手からナイフが放たれ、鬼獅夜を狙う。
奇跡なのかまぐれなのか、そのナイフがとてもゆっくりに見えた
俺は簡単にそのナイフを手で弾き飛ばした
殺し屋「・・・は?」
そして立ち上がる、自然と足の痛みなど感じなかった。
足のナイフを抜き、手に持つ、そして
闇桐「お前だけは絶対に殺す。」
ナイフを思い切り投げる。それは素人のソレであるのに
速く。殺し屋の目では追えず、いとも簡単にナイフは女の腹に突き刺さる
いつもなら女は装備を整えてくるが、今回は一般人が相手。油断してしまったのだろう
腹から血が流れてくる
殺し屋「おまえ・・・なにものだ・・・」
殺し屋はせめてもの反撃としてナイフを投げようとしたが、
尋常ではない殺気を感じる。今まで感じた中でもっとも大きい殺気だった。
闇桐「殺してやる。。。。」
それはもう異常だった。人間ではなかった。この時殺し屋は始めて感じる
殺し屋「(だから・・・私がこいつを殺せと命じられたのか・・)」と
殺し屋は抵抗は無駄だと本能的に直感し、生きる努力を止め、その場に崩れ落ちる
闇桐から過剰すぎる電気があふれ出ている。悪魔のように、
そしてそれが殺し屋を焼く。殺し屋は一瞬激しく痛みを感じるがすぐにショック死してしまう
殺し屋は焼け死んだ。
そしてこの時俺は初めて
人を殺した
━━鬼獅夜過去 回想終了
闇桐「んでその後俺は自分の力に気づき、それを自身で研究した。」
闇桐「んで結果。俺がつけた名前が『異常能力者』なのさ。」
闇桐「多分これは生まれつきだ。」
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