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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
灯台下暗しからの家族円満!?
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「さて、もう入って良いぞ」

フェイトと犬娘を呼びに来たオレだが

「…………」

フェイトには見事に警戒されている

「向こうで母親が待っている、行ってやると良い」

タタタタと走っていくフェイト、犬娘も一緒について行く

俺も行きますかね……

「本当に…ごめんなさい、フェイト…」

「それでも母さんは母さんだよ……生んでくれてありがとう、母さん」

「良かったねぇ〜フェイト〜…」

「でもこれからはみんな一緒なんだよね?」

「そうn「違うな…よく見ろ、一人足りないだろう」どういうこと?」

「……その…ごめんなさい…さっきはその…」

「ソレは良い、だが一人足りない…これではみんなとは言えない」

「?誰かな、教えて?お兄ちゃん」

「……(お兄ちゃん?)」

「違うよ姉さん、この人は願いを叶える人だよ」

「へーそうなんだー」

「やれやれ、彼女曰わく、涙ぐましい別れだったと聞いたのだが……」

「彼女…まさか!」

「ラクス、転移だ。リニスだけな」

『了解、転移開始』

そして展開される魔法陣、出てきたのはリニスである

「わひゃっ!?」

何してたんだ?

「リニ……ス?」

「貴方……生きていたの?」

「………」

上からフェイト、プレシア、アルフだ

アリシアは?を浮かべている

「えっと、どういう状況でしょうか?」

「お前の願いを叶えた、それだけだ」

「それはつまり…………」

「リニスーーー!」

「フェイト……心配かけました…大きくなりましたね」

「うん、うん!」

「プレシア、元気になられたようですね」

「その子のおかげよ、何よりあなたが生きていた…あなたにも謝らなければね…
今までごめんなさい、リニス」

「そんな、主に仕えるのは当然なのですから!顔をあげて下さい!」

「あー、良いか?」

なんか心許ない

「リニス、取りあえずお前の願いは叶えた、それと同時にお前の望んだ未来を、今を掴んだ
よって契約が切れる…あとは元主に尽くすと良い
お前はもう使い魔ではなく、一つの命だ
自由に生き、頑張っていけ」

「一つの……それはいったい」

「契約の必要は無くなったって事だ
契約が切れた瞬間、俺に関する記憶がそれとなく薄れる
何か言い残す事があるなら聞くが?」

「…………………では、一つだけ……長いようで短い時間……本当にお世話になりました……
例え記憶が薄れてしまっても絶対に忘れないことを宣言します!
また会える日を楽しみにしています」

「…あぁ、俺もそうしよう
またな?リニス」

「えぇ、また会
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