暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic19そしてこれからを歩いて行こう〜The WorlD〜
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でお尻ペンペンとかされたりしたらお嫁に行けない!――
――いやぁぁぁぁっ! そんなの乙女として絶対にダメぇぇぇぇぇ!――
――諦めようセレネ、エオス。心配をかけた僕たちが悪いんだ・・・――
――ユーノは男の子だからそんな諦めが出来るんだよぉぉぉっ(大泣)――
そう言っていたユーノ君も顔が真っ青になってたよ。見てるこっちが辛い程に。とまぁ、ユーノ君たちにとっては地獄のような出来事も多々あったけど、ようやく次元震の影響も収まったと言うことで、私たちはこうして帰って来れた。
でも最後までフェイトちゃんとアルフさんと面会することは出来なかった。リンディさんのお話では元気なのは確かなようで。お母さんやテスタメントちゃんの死も、アリシアちゃん?(やっぱりさん付けの方がいいのかな?)のこともちゃんと受け入れてるって。
「最後くらいはちゃんと挨拶しておきたかったなぁ」
「そうねぇ」「そうだねぇ」
防波堤の上に立って、海から流れてくる潮風を受けながら3人で一緒に青空を見上げる。あの広い空のずっと向こう、私たちがまだ知らない世界が広がってる。そこにユーノ君たち、シャルちゃん達、そしてフェイトちゃん達が生きる世界もあるんだ。
しばらく空や海を眺めた後、「帰ろうっか」私はそう言って、「うん」って返事をくれた2人と一緒にまた歩き出す。と、そんな時「電話だ。誰からだろ」私の携帯電話の着信メロディが鳴ったから、携帯電話を取る。
「ふええええっ!?」
「ちょっ、何よ変な声出して」
「誰からなの? なのはちゃん」
アリサちゃんとすずかちゃんに「管理局から!」発信者名を伝える。2人も「ええっ!?」ってすっごく驚いて、「早く出ないと切れる!」早く電話に出るようにアリサちゃんに急かされた。
「う、うん!・・・も、もしもし!」
『なのはさん? ちょっとぶり、リンディです。今、お時間大丈夫かしら?』
「全然大丈夫です、問題ないです!」
携帯電話をスピーカーフォンモードにして、みんなに聴こえるようにする。あと、ちゃんと周囲に人が居ないことを確認することも忘れない。
「「こんにちはリンディさん!」」
『アリサさんとすずかさんもご一緒なのね。ちょうどよかったわ。お知らせが2つあるの。まず、フェイトさんの裁判の手続きが終わって、日程が来週から本局になったことが一点。そしてもう一点は、フェイトさんがなのはさん達と会いたいと言っているのね。こちらとしても、挨拶1つなく長くお別れさせるのはちょっとって思って。だから、これからそちらにフェイトさん、ユーノ君たちを転送するつもりなのだけど・・・大丈夫かしら?』
自然と私たちは笑顔になる。返事はもちろん「大丈夫です!」だ。それから場所を決めて電話を切る。
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