終わりの始まり
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撃してくるが避けることなくその拳を喰らう。が。高茂は痛むそぶりすら見せなかった
「あぁ?それでパンチしてんのか?てめぇ、未熟にも程があるんだよ。この阿呆が!」
そう言ってアッパー風の腹パンを食らわす。受けた衝撃で不良の体が持ち上がる
「ぐほっぅ!?う・・・おえぇぇぇ!!!」
腹パンを食らった不良はその場で戻してしまった。その間に紫藤は立ち上がっていた
「お、落ち着いてください。高茂君、ここは、きょうりょ・・・・・gyべら!?」
話してる途中でさえ高茂のパンチをくらいバスの方に吹っ飛ばされる。ほかに生き残っていた生徒が小さく悲鳴を上げる
「てめぇも外面してんじゃねぇよ。あぁ?俺が正体バラしたみてぇにしてみろよ。今、この国じゃあ誰が殺されたって気にする奴なんかいねぇしましてや権力なんてものは紙くず同然なんだよ。お前の自慢のおとうちゃまだってこの状況じゃあ助けてくれねぇだろうよ。まっ宮本が言ってた通り、殺す価値なんてオメェにはねぇ。とっとと見えないところで野垂れ死んでろ。下衆が」
そう言って高茂はいつもどおりになり、皆の元へと戻る
「おじさん、すいませんね」
「構わぬ。」
そう言って荘一郎は紫藤達を館から追い出すように指示を出していくのだった
「高茂・・・・・・・めっちゃ怖かった」
平野が言う
「あいつは気に食わないブラックリスト一位だからな。派手にやった。後悔はしてない」
高茂は笑って言った
「ぼ、僕、高茂に嫌われなくてよかった」
孝が言う
「大丈夫大丈夫、俺がマジでキレた時は有無を言わさず銃撃してるから。孝はその分、安全区域だって言ってもいい。」
「そ、そっか・・・・あはははは・・・・・」
そんなことを話していると麗が近寄る
「高茂・・・・・ありがとう・・・・・」
「なに、構わんよ。俺だってあいつは気に入らないからな。ついでに、自分の恨みも上乗せしといた」
「ふふっそう。なら良かったわ」
そういう風に談笑していると
「あーーーーー!!!!」
急に静香先生が大声を出す
「っつ、先生どうしたんですか?」
「お友達の電話番号思い出したの!誰か携帯貸して!」
そう言って孝が持っていた携帯を貸してもらい電話をかける
「えーっと、一がここで・・・二が・・・・」
「代わりに押しましょーうーかー?」
平野が言う
「んもぅ、分からなくなるからダーメ」
ほんとにこの先生は現代人なのだろうか?と怪しくなるほど、携帯の番号を押すのが遅かった。そして、電話をかけた
「あー!リカ!?聞こえる?私!静香!」
無事に繋がったようだ。高茂は皆から離れ、葉巻を吸い出す。すると、琴魅が
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