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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第28話 バルトとヴィヴィオ、高町家へ行く
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する?」
先程ちゃっかり逃げた加奈は近くで電話していたなのはに事情を説明。
なのでなのはもいち早くバルトの所へやってこれたのだった。
「バルト何したの?」
そんなやり取りを全く知らないヴィヴィオがバルトに聞いてきた。
「いやな、はやての奴等盗み聞きしてたから少しお仕置きをしようとしたんだ。なのになのはがそれを邪魔して………」
「ああっ〜なのはお姉ちゃんいけないんだ!」
「ええっ〜!?」
オハナシを始めようとしたなのはの雰囲気が一変した。
まさかヴィヴィオに怒られるとは思っていなかったので慌てたのだ。
「ヴィヴィオちゃん、確かにはやてちゃん達は盗み聞きしてたけど、問題はバルトさんの方にもあって………私は別に悪いことは……」
「でも友達が悪いことしてたのに悪いって言えなかったんだよね?それって本当に友達なのかな?」
「うっ………」
ヴィヴィオの言葉は間違っているわけではないので言い返せないなのは。
「ヴィヴィオが大人な事を言ってる………頭大丈夫か………?」
「それどういう意味!?それに本当に心配そうな顔しないで!!」
バルトの態度が気に入らなかったヴィヴィオはバルトに文句を言うが、バルトは妙に優しかった。
「何か悪かったな。今回の休みは付き合ってやるから………」
「同情しないで!ヴィヴィオだって成長………あれ?もしかして結果オーライかも」
「そ、そうだね………」
未だに引きずっているなのはが弱々しく答える。
「じゃ、じゃあ公園行こう公園!!」
「ああ、パチンコの後な」
「さっきの言葉は!?」
「と、取り敢えず話はこれくらいにして、私の家に行く準備しよう2人共」
多少立ち直ったなのはがそう提案し、2人の言い争いも収まった。
(どう見ても家族よねこの3人………)
静かに3人のやり取りを見ていた加奈はそう思いながら自分の部屋へと向かうのだった………
「じゃあスバルとティアナは加藤家に泊まるのか」
「はい!!桐谷兄にも許可貰いましたし、ウェンディ達も良いって言ってくれたので」
皆、それぞれ荷物をまとめている中、零治は既に準備の終わったスバルとティアナと話していた。
「あの………もう傷は良いんですか?大怪我って聞いたんですけど………」
「ああ、全快って訳じゃないけど普通に動く分には支障はない」
「そうですか………良かったです」
少しよそよそしいティアナを不思議に思う零治だったが、気にしない事にし、さっきからそわそわしているスバルに声をかけた。
「少しは落ち着け」
「だって!!前に来たときは余りゆっくり出来なかったんですもん………翠屋のケーキや大きなショッピングセンター、それにそれに!!」
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