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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第28話 バルトとヴィヴィオ、高町家へ行く
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、打った!!」
「デカイな、入るか………」
『入ったー!!8回2アウトから村井の逆転スリーラン!!これで4対3と終盤でゲームがひっく返しました!!』
「ほぅ、あの場面で打つか………やるな村井」
「バルトさんは野球を知っているのかい?」
「ライトニングに野球好きがいるからな。ヴィヴィオも何故か知ってるし、俺もたまに遊びに付き合ってるんだ。ミッドでは知られてないが、おかげさんでルールと球団位は把握している」
「そうなのか。いやぁ勿体ない」
「まあ確かに面白いな………」
そんな感じでテレビを見ながらたわいもない話をしている2人。
「そう言えばなのはと結構長い付き合いみたいだけれど出会いはどんな感じだったんだい?」
「出会いか………なのはに聞いてないのか?」
「あの子は詳しい事は教えてくれなかったからね」
「確か初めてミッドにやって来て買い物にでかいショッピングモールに行ったとき、ヴィヴィオが人質になっちまってそこで一緒に人質になってた管理局の魔導師がなのはだったんだよな………」
「そんな事件あったのかい!?全く知らなかったよ………」
「んでもって取り敢えず無事に済んで新しく住む予定のアパートに帰ったら………」
「なるほど、それでお隣さんだったって訳だね」
「おっ、そこは聞いていたのか」
「ああ、そこは話してくれたよ。基本的になのはは何か良い事があると話してくれるんだ」
「良い事ね………」
小さく笑いながらビールに口を付ける。
「ちゃんとヴィヴィオちゃんとバルトさんの事も話してくれたよ」
「あんまり良い事は言ってそうにないな」
「まあそうだね。ヴィヴィオちゃんは良い子で可愛いっていうのが多いけど、バルトさんの方はがさつで口が悪くて………って感じで愚痴が9割かな」
「いや、いくらなんでも多すぎだろ!?どんだけ溜め込んでるんだ!?」
驚くバルトに士郎はクスクスと笑い始めた。
「私も驚いたよ。だけどね、それは逆に言えばよっぽどその人を見ているんだなって事になる」
「まあ六課に入る前はぶっちゃけ俺の家に住んでいるって言っても間違いじゃねえからな。………って親に話すのは不味い内容だったか………?」
「いや、それはなのはの決めた事だ。もうあの子も大人だし、とやかく言うつもりはない。だけどね、私もやっぱり親なんでね………」
そう言って先ほどまでの優しい目が一転して真面目な顔になった。
「バルトさん、君はなのはの事をどう思っているんだ………?」
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