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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第28話 バルトとヴィヴィオ、高町家へ行く
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から………」
『ですが、相手はあのバルトマン・ゲーハルトかもしれないんですよ!!』
「ああ、だな………」
『マスター、何でそんな他人事みたいに………』
「だってな………どう見てもあの人は………」
そう呟きながらボーッとバーベキューパーティを楽しんでいる皆を見ていた………
「はぁ美味かったっス………大・満・足!!」
「だねぇ、私も満足だよ………」
と椅子に深く座りながらそんな話をする2人。
ウェンディとスバルである。
「何もそんなに食べなくてもいいじゃないの………」
「全く、2人共みっともない………」
ティアナとノーヴェが揃って言うが、言われた本人達はあまり気にしていなかった。
女の子なのにおっさんみたく、腹をポンポンと叩いている。
「いいんスよ〜ダーリンは居ないし、ダーリンに幻滅されなければ後はどう思われてもいいっス」
セインの言葉に強気で答えるウェンディ。
「だけどあまり普段からそんなだと明人先輩と一緒に居るときにもボロ出すぞ」
「私はボロ出さないっスよ」
「と言っても明人先輩だったら苦笑いしながら何も言わなそうだけどね」
「だな………」
セインの言葉にノーヴェが頷き小さくため息を吐いた。
彼氏が出来たと聞いてウェンディに変化が表れるのではないかと期待し、暖かく見守っていたのだが本人は相変わらずいつも通りだった。
唯一変わったのが、ダーリンこと吉井明人の話がかなり増えた事。
最初こそ興味を抱いて聞いていたセインとノーヴェだが、いい加減ほのけ話にも飽きていた。
「ねえねえ、明人さんってどんな人?」
「ダーリンは優しいっスね。どんなボケも拾ってくれるし、私の我儘にも付き合ってくれるっス」
「へぇ、いい人じゃない」
そんなウェンディに関心するティアナ。
「ティアナとスバルには彼氏いないんスか?」
「あはは………いない」
「そうね、私も」
苦笑いしながら答えるスバルに堂々と言うティアナ。
「もしかして2人も見た目は良くても中身はってやつっスか?」
「「ウェンディだけには言われたくない!!!」」
まだ会って数日にも関わらずハッキリとそう叫ぶティアナとスバル。
しかしその反応がウェンディに火を付けた。
「おおっ〜息ぴったり。もした百合っスか?」
「「違う!!」」
「またまた〜恥ずかしがらなくていいっスよ〜」
「「違うって!!」」
「どっちが受けでどっちが責めっスかね………ティアナが責めでスバルが受けが普通っスけど………いや、案外ツンデレドMって可能性は………」
「「いや無いから!!」」
「完全におもちゃだね………」
「ウェンディの奴楽しそうだな………」
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