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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
お昼休みと放課後の喧騒
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違いしている奴等ですよ?」
「そこまでにしておけよ、小娘」
あ〜あ、怒らせちゃった。
まあラーちゃんの性格上仕方ないかな。
「少し見ない間に随分と偉くなったな。15歳でもう選ばれた人間気取りとは恐れ入る」
「わ、私は…」
ようやく織斑先生がキレてるって分かったのか黙りしちゃった。
「さて、私は仕事がまだ残っているのでな。これで失礼させてもらうぞ」
「き、教官!」
ラーちゃんが呼び止めるのも聞かずにそのまま去るのかと思ったら、織斑先生がふと何かを思い出したように足を止め、ラーちゃんに喋りかけた。
「そういえばお前に聞こうと思い忘れていたことがあった。朝、長岡を他の人物と間違えていたな?名前は同じだったが。レイとは何者だ?」
「そ、それは…」
これはちょっと所かヤバイかもね。
織斑先生に正体を勘付かれたら困るし介入させてもらうよ。
「あれ?どうしたんです織斑先生とラウラさん、こんな所で?」
〜レイsideout〜
〜千冬side〜
私がラウラに質問したのはレイという人物についてだ。
私の勘だが、ラウラのレイという人物は長岡と何らかの関係があるのではないかと思ったのだ。
そしてラウラに尋ねようとした時に長岡が現れた。
「あれ?織斑先生とラウラさん、どうしたんです?こんな所で?」
さも偶然のように現れたがこのタイミングで出てきたことを考えると偶然とは考えない方が良いだろう。
そして何らかの関係があるという考えは間違っていないと私は思った。
「すいません教官、失礼します!」
「おい、ラウラ!」
私の引き止めも聞かずにラウラは走り去ってしまう。
「あ、あれ?私邪魔者でした?」
「いや、構わん。お前が出てきたタイミングで大体黒だと分かった」
「え?何のことです?」
長岡は本当に分からないという顔でこちらを見る。
もしかしたら本当に偶然なのでは?という考えが頭をよぎるが切り捨てる。
…コイツは…。
「織斑先生、顔怖いですよ?せっかく綺麗なお顔なんですから笑顔でいきましょうよ。笑顔で」
「…長岡…」
「はい?」
「何を考えている?」
私がそう尋ねると一瞬だけ長岡は無表情になり、それを見た私は背筋が凍りつくような寒さに襲われた。
だが、長岡はすぐに笑顔になり、それと同時に背筋を襲った寒さはなくなった。
そして長岡は私に喋りかける。
「前にお伝えした通りです。なので警戒しないでください」
「だが!」
私が少し声を荒げて言ってしまうと
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