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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
お昼休みと放課後の喧騒
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出して蓋を開ける。
すると、シャルルくんが弁当の中を見て僕に言う。
「うわぁ、美味しそうだね。これが日本料理かぁ…少し貰っても良いかな?」
僕はそれに了承し、煮物のタケノコを箸で取り、シャルルくんに差し出す。
「はい、あ〜ん」
「えぇ !? え、えっと、あ〜ん………うん!美味しいねこの煮物」
「口にあって良かったよ。その代わりにシャルルくんの唐揚げを貰うよ」
「良いよ。まあこれは市販の物だから気が引けるけどね」
僕はシャルルくんと仲良くおかずを交換して笑いあった。
僕とシャルルくんの行動を見た箒とセシリアさんは目が光り、一夏と鈴お姉ちゃんはシャルルくんにつめよって腕を掴んで階段の方に消える。
それを見た箒とセシリアさんは残念そうな顔をしていた。
うん?
一夏と鈴お姉ちゃんはいったいどうしたんだろうね?
〜レイsideout〜
〜シャルside〜
えっと僕はさっき、怜とおかずを交換しあって楽しく昼食をしていたら一夏と凰さんから腕を掴まれてみんなから見えない階段のところまで引きずられた。
僕が2人に何故こんなところまで引きずってきたのか尋ねようとしたけど、一夏と凰さんの顔を見て止めた。
鬼のような顔で何故か赤い涙のようなものを流していたからだ。
それゆえにそのことの方が気になってしまい、そのことを尋ねる。
「え、えっと、どうしたの2人とも?顔が物凄く怖いよ?」
そう言うと2人が顔を合わせ、頷いたかと思うと笑顔になり僕を見つめてくる。
…目は全然笑ってなかったけど…。
「俺はさ、怜ってちょっと腹黒い所もあるけどピュアなやつだと思うんだよ」
「う、うん…」
一夏が話す時に妙な迫力を持ちながら僕を見る。
「それに漬け込んであ、あ〜んとか羨ま……ゴホンッ! けしからん!全く持ってけしからん!」
「え、え〜…」
要するにただの嫉妬だよね?これ?
「そうよ!アタシだって怜に『鈴お姉ちゃん……は、恥ずかしいんだけどあ、あ〜んってしてくれないかな?ダメ?』って上目使いで言われてみたいわよ!」
「……え〜……」
僕はそれを聞いて一夏も凰さんも何か色々と末期だと思った。
だってねえ?これはただの八つ当たりなんじゃ……。
「「八つ当たりなんかじゃない!」」
「うわっ!」
何か心の中で呟いたことまで見抜かれた !?
「で、どうなのよ?」
「そうだ、どうなんだ?」
「ど、どうなんだって何が?」
僕がそう聞き返すと『ダメだコイツ、分かってない』みたいな感じでため息をつ
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