暁 〜小説投稿サイト〜
Sword Art Online -Story Thirty years from now-
第一部〜出会い〜
Episode2
〜チュートリアル〜
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<i985|18222>絵氏様=Aska様

ログイン画面などが終了し、眼を見開くとそこには≪はじまりの街≫の中だった。新生ALOで何度か来た経験のある≪浮遊城 アインクラッド≫ここはその第1層の最初の街だ・・・
しかしここからは新生ALOでは進行フィールドだった分、内容は大きく変わる。まずは前情報のあった、SHOPを見て回らないければ、どこまでが初代SAO通りなのかはわからない。いくつかの店を回れば大体の目途はつく。最初の所持金もコンバートしていてもSAO初代の設定通り1,000コル、この所持金で買える装備など、たかが知れているが、何とか最初の装備は整えたい。
俺は対人関係において、揉め事が嫌いで、弱気な性格なのは自負しているがここではそれを克服できるはずだが、装備がなければ話にならない。

俺はすぐに事前に調べた情報を頼りにいくつかの店を走り回る。「事前情報通りだな」ここが最も金額も安く、俺の使いたい装備が入手できる・・・

俺は長剣や槍・細剣・両手剣・斧の類は似合わない。となれば選ぶのは曲刀もしくは短剣。ここはSPDを考慮して短剣を使おう、防具は白と紺色の組み合わせが俺の好みだ・・・
俺は装備を整え残金でポーションを2個買いフィールドに出ることにした・・・

時間は現在15:30。結構時間はかかったがここからはいったんLv上げを進めていかなければ。BOSSドロップのラストアタックボーナスを入手していかなければ、キリトには絶対に勝てない。

俺はフィールドに出て、フレイジー・ボアを討伐することにした。スキル発動方法を含め、主なプレイ方法はALOと同じ、なら迷うことはない。

俺はフレイジー・ボアをひたすら狩り続けることにする。かれこれ1時間ほど狩りを続けたがそろそろ休憩を取ろうと重い、システムアシストを開いたLvがあがり今はLv2・・・

最初のスキルスロットは2つ「短剣」と「索敵」スキルを入手した。打倒キリトを目標としている以上メインベースはソロプレイで感覚と研ぎ澄まさなければ・・・
「おーい」ふと後ろで声が聞こえたため、俺は後ろに振り返る。そこには『片手用細剣』を携えた女剣士もとい少女剣士が立っていた。
「えっと、俺???」と俺は確認をすると少女剣士は頷き「うん、君だよ」と笑顔で答えた。「このゲーム開始からずっと狩りしてるの?」と確認される。俺は頷くことで肯定した。「そっかぁ、君はソロプレイヤー?」
「今は始まったばかりだから、ソロとも何とも言えないよ」と俺は答えた。「そっかぁ。そうだよね。だったら少し私と一緒に狩りしない?」少女剣士は話を切り出した。が・・・
時刻はそろそろ17:30になろうというところ、俺はそろそろ晩飯を食いたいこともあるから、「夕食の後でもいいかな?」と切り出すと・・・

リンゴーン
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