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吾輩は猫である
無印
吾輩、出番が1KBしかない
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くいったかな?


〜 一哉視点終 〜



吾輩は一哉が向こうに転移してなのは嬢を挑発したり、向かって来る竜巻をバインドで潰したり、主人公してるのを見ていた。


「あの声なんかイラッてしません?」


リニスはゆっくりボイスに嫌な思い出でもあるのか? それとも生理的に無理なの?


「えーどうしてそんなこと言うのーねぇーねぇー」


声をゆっくりに変え、リニスに話しかける。


パンッ!


ビンタされました。


「ッッッ!?」

痛いのはビンタしたあっちなんだけどね。



「硬ッ……!?」


自分の手を抑えてプルプル震えている。
スクリーンに写ってるなのは嬢とシンクロしてる、どっちもひたすらプルプルしてた。可愛い。


「ふーふー……なんであんなに硬いのよ……魔力を込めてビンタしたのに……グスッ」


軽く泣きながら自分の手に治癒魔法を掛けてるリニスを傍目にスクリーンを見る。そこには一哉がペンダントをロケランに変えてるとこが映されていた。
それにしてもパンドラか。他の転生者達に比べたら見劣りするな。確かにパンドラはDMCシリーズの中でも派手で、何種類もの武器に変形できる魔具だ。だけどなんでパンドラだけなんだ? それ以外の武器を持ってる様子はないし……。


「!? カオス! マスターが大技を放つようです! 早く転移魔法陣の上に乗ってください!」


やっとこさ吾輩の出番が来たようだ。
吾輩は言われた通り転移魔法陣の上に乗って待機する。なんかワクワクするな!


「準備完了! マスターの攻撃と合わせます」


スクリーンの無効では一哉がロケランをスーツケースに変えた。パンドラと言ったらそれだよね〜。
一哉は取手の部分を持ちながら開いた。開かれたパンドラの中から凄まじい光りが放たれてる。スクリーンで間接的に見てるのに眩しすぎて目がやばい、とてもサングラスが欲しい。
リニスや、こんなにも眩しいてことを知ってるなら吾輩にもサングラスをくれよ……なんで自分だけサングラスしてるんだよ。おい、そのドヤ顔やめろ。


「ちょっとその面貸せや、もう一回ぼk――「転送!」」


リニスの掛け声と同時に魔法陣が光る。ここに無理矢理拉致られた時と同じ感覚が全身を駆け巡っていく。
時の庭園か……どんな所だろう? 美味いものはあるのだろうか? そう期待を込め、吾輩は転送された。














「あらやだ、時の庭園の座標変わってる」

















生い茂る木々、燦々に照らしてくる太陽、うるさいくらいの虫と鳥の鳴き声。


「ここはどこ?」
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