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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURW其は鳴天より死地に墜つ雷の化身なる者〜GrandfairY〜
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ラと飛び出して来た。蒼翼の先端を全て向け、「ジャッジメント!」砲撃を放ち続ける。あの娘は回避や“雷界幻矛”での迎撃などで対処していたが、次第に掠めることが多くなり、最終的には直撃を受け続けることに。
「我が手に携えしは友が誇りし至高の幻想・・・!」
ジュエルシード1つを消費して、“神々の宝庫ブレイザブリク”の最奥に眠るアンスールの神器の中から、
「天槌・・・ミョルニル・・・!」
ジークの神器、“天槌ミョルニル”を取り出す。そして担い手ではない私が“ミョルニル”を使うための籠手型神器――“宝甲イルアン・グライベル”、筋力を上げる帯型神器――“メギンギョルズ”を武装。
ミカエルの集中砲火を受けてなお致命的なダメージを負っていないグランフェリアが憤怒の形相を浮かべ、「うおおおおおおおおッ!」突進して来た。さらにジュエルシード2つを一気に消費し、「咆えろッ、ミョルニル!!」の能力を完全解放する。
“ミョルニル”のヘッドの装飾に刻まれた、敵の撃滅を意味するソーン、力を意味するイング、強化を意味するフェオ、勝利を意味するテュール、魔力を意味するエオー、超越を意味するダエグのルーンが輝きだす。
「おのれぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
“雷界幻矛”の高速刺突を“ミョルニル”で弾き逸らす。繰り出され続ける“雷界幻矛”、それを捌き続ける私。ここまで疲労しきっている今なら、ジークの雷撃もグランフェリアに絶対に届くだろう。あの娘は対雷撃系の“ヴァルキリー”だ。Xランク以下の雷撃系魔術は全てキャンセルする能力を有している。今の私が扱うジークの真技や“ミョルニル”では、万全な状態のあの娘を討つのは無理だ。
「だからこそ今! お前が弱っている今! 今日、お前を救う!!!」
わざと“雷界幻矛”の刺突を腹に受け、「ぅぐ・・・!」柄を掴むことでグランフェリアの攻撃を制限。左手に携える“ミョルニル”を振りかぶる。目掛けるはあの娘の頭頂部。一撃で、痛みも苦しみも無く消滅させる。しかしあの娘は「忌々しい!」“雷界幻矛”を私から勢いよく抜いて後退することで避けた。
「ごふっ。さようならだ・・・! 真技ッ、
雷神放つ破滅の雷
(
ミョルニル
)
!!」
“ミョルニル”を全力で投擲。雷そのものと化した“ミョルニル”がグランフェリアへ向かう。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
――集雷法――
グランフェリアは咆哮し、天高く掲げた“雷界幻矛”に雷光を集束させた。
(ヒミンビョルグに満ちた自身の電雷撃系魔力を利用したのか・・!)
「食らえぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーッッッ!!!」
――神雷槍――
投擲された雷と化した槍。そして真っ向から向かって行くのは同じく雷と化している槌。そして衝突。視界を潰すだけの閃光爆発が生まれ、聴
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