奪われた者、奪い返す者〜
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がああぁぁああ!!」
キリトは更に須郷の胴を薙ぎ払う。
「グボァァァァ!!」
両断された胴が床に転がる。キリトは須郷の髪を掴み、持ち上げる。そして真上に投げ、剣を構えて・・・その顔目掛けて、突き出した。
「ギャアアアアア!!」
絶叫が響いた。須郷の体が白い炎に包まれ、消えた。
「・・・キリト」
「平気か?サキ」
キリトがわたしを抱き抱える・・・
「さっき、ヒースクリフって・・・」
「ああ・・・あの時、俺は茅場と・・・」
わたしはそこまで聞いて首を振った。
「ううん、今はそんなことや、わたしのことよりお姉ちゃんを・・・わたし、ログアウトして先に病院に向かうから・・・」
「・・・わかった」
キリトがわたしを起こしてからアスナに向かって走り出す。・・・ユイちゃんも無事だし・・・リパルもきっと・・・
「・・・」
ログアウトをする瞬間、見えたのはアスナを抱き締めるキリトと・・・こっちを見て微笑む白衣の男の姿だった・・・・・・・・・
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