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勇者指令ダグオンA's
第十三話 俺たちの正義
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ケ僕は楽しめればそれで良いけどね』

「舐めるな!ブレイブエラゴ!!」

「黄竜!!」

力と北斗のコールにブレイブエラゴと黄竜が呼び出された。

「融合合体!!」

ブレイブエラゴが人型になり力と一体化した。瞳が淡い緑に光る。

『ダグ!ブレイブ!!来ぉぉぉい!!ブレイブローダー!!』

呼び出されたブレイブローダーが人型に変形し胸部が展開した。

『うおおおおおおおお!!!』

ダグブレイブがビークルモードになり、そのまま胸部に収納され胸部が閉じた。瞳が淡い緑に光る。

『ブレイブダグオン!!』

『フュージョン!竜神!北斗!!!白虎招来!!』

北斗が経文を唱えると虎の鎧が現れた。北斗と一体化する。

『虎竜神!北斗!!』

戦闘形態に入る両者。

『ナックルブラスター!!』

『爪波!!』

ブレイブダグオンと北斗の攻撃に圧倒されるベリアルとサーウィン。

『『ぐああああああああああ!!』』

『ブレイブバースト!!!』

『虎破断!!』

『『ぐう!!』』

ベリアルとサーウィンに詰め寄るブレイブダグオン。

『お前らに用は無い!!さっさとルシファーを出せ!!』

『ほう・・・ならば出てきてやろうではないか』

その瞬間空が闇に覆われた。そして漆黒の鎧を身にまとったロボットが現れた。その姿は不気味な威圧感が溢れていた。

『お前がルシファーか・・・』

『・・・いかにも・・・フレイムナイトではないようだな』

『ナックルブラスター!!』

ブレイブダグオンのナックルブラスターがヒットするがルシファーに効いていない。

『なに!?』

『はあ!!』

ルシファーの覇王剣にブレイブダグオンが薙ぎ払われた。

『うああああああああああああああああああ!!』

『今度はこっちの番だ!!』

ベリアルとサーウェンが加わり一気に形勢が逆転した。追い詰められるブレイブダグオンと北斗。

『ぐうううう!!』

『ぬうううううう!!』



一方、救助活動に当たっていた飛鳥はスケルトンの攻撃を防いでいた。

「ち!」

さすがの飛鳥も数が数なだけに押され始めた。ノルウェールもデバイスを発射するがキリが無い。


「あれは・・・」

ノルウェールの前で痛めつけられているブレイブダグオンと北斗。対抗できるのは自分だと分かっている。しかし。

「・・・俺には正義の心なんて無い・・・そんな資格なんて無い」

その時戦いの余波でビルが破壊されてしまった。逃げ惑う人々の中に破片が直撃しそうな女の子が居た。

「!!」

ノルウェールは走った。なぜ走ったか分からない。だが今は目の前の女の子を守
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