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勇者指令ダグオンA's
第十三話 俺たちの正義
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ボの攻撃を受け止めていたのは力だった。力はそのまま骸骨ロボを投げ飛ばし叩き壊した。力の後ろから別の骸骨ロボが現れるが。

「はあ!!」

飛鳥に蹴り壊された。力と飛鳥に狙いを定めた骸骨ロボの群れ。それを見た力は。

「・・・俺は今機嫌が悪いんだ・・・徹底的にやってやる!!」

「こんなわけの分からんとこに連れてこられちゃあね!!」

飛鳥も同感であった。馬鹿と獣。人は合わせてこう呼ぶことがある。

化け物と。

「「うおりゃああああああああああああああああああああああ!!!!」」

力は骸骨ロボの攻撃を捌くとそのまま勢いに任せ骸骨ロボを回転させ遠心力で骸骨ロボの集団に投げ飛ばし骸骨ロボを破壊した。そしてそのままラッシュ攻撃を繰り出し骸骨ロボを破壊した。

飛鳥は蹴りの連打で骸骨ロボを破壊していった。そしてそのまま飛び掛り三角跳びの要領で撃墜していった。

「そういや飛鳥!」

骸骨ロボを破壊しながら力は言う。

「お前は杖持ってないのか!?」

「あいにく!!」

力に皮肉を言いながら飛鳥は骸骨ロボを蹴り飛ばした。

「あたしのキャラクターじゃないんで。んなもんいらん!!」

因みに未来のことが、ややこしくなりそうなので二人ともダグテクターは付けていない。ただの人間に苦戦を強いられる骸骨ロボたちは戦略的撤退を開始した。

「あ!逃げんな!!」

「待て力・・・こいつ介抱しないと」

力達の戦いを見ていた武装局員はあまりのことで気絶してしまったようだ。仕方なく飛鳥は治療魔法に入るがあることに気づいた。

「このID・・・」

「ん?IDがどうしたんだよ?」

飛鳥が力に局員のIDを見せると力は驚愕した。

「全然読めん!!」

ミッドチルダの文字を読めない男。

「ガク!!そうかミッドチルダ文字はあんたは読めないか・・・書いてあるのは『ノルウェール・ボルボ』つまり」

「ノルウェールって・・・もしかしてこいつ!!じいさん!!?」

「ってこと」

びっくりする力に納得してくれたと言った表情の飛鳥。

「このノルウェールさんから推測するとここは57年前。今は16歳の青春真っ盛りな日々のはず」

「根暗な兄ちゃんにしか見えないけど」

その後、力と飛鳥は時空管理局にノルウェールを引き渡した。そして事情を聞いた。暗黒大帝ルシファーという悪者がミッドチルダに現れたこと。そして時々ロボットが現れてルシファーのロボット兵を倒していくこと。更にルシファーにはベリアルとサーウェンという悪魔が味方していることが分かった。とりあえず力と飛鳥は時空漂流者ということでノルウェールの預かりになった。

「さっきのロボットはスケルトンって言うのか」

「ああ
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